行ってみよう・乗ってみよう!

第4回:秋北バス打当線


「行ってみよう・乗ってみよう」第4回は秋田県北秋田市を運行している「打当線」です。
旧米内沢町の米内沢営業所からほぼ国道105号線に沿って旧阿仁町の打当までを約1時間20分で結びます。 ごく普通の路線…にも感じますが、この路線は平日のみ1往復という超閑散路線。
全線が内陸線に平行し、需要はどの程度あるのかも謎なこの路線。実際乗ってみたらいろんな発見もあり…。

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現在は米内沢から北秋田市民病院まで延伸されていますが、
今回は2011年12月以前のダイヤで米内沢営業所→打当まで乗車したものです。

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バスに乗り込む前に車両の紹介をしておきます。
打当線はこのKK−LR233E1・116号車が専属で運転しています。
この車は秋北バスが新車で購入した車両。それなりに台数もあったのですが、 ほとんどが大館市内循環バス「ハチ公」専用になり、この塗装で残るのは、 大館の117号車と、この米内沢の116号車だけになっています。
 
この車は、この打当線と間合いの根森田線で乗車することが出来ます。
平日しか動かないので、比較的新しい車にもかかわらず、乗車のチャンスは非常に少ないです。

それでは、12時49分発・1日1便のみの打当線に乗りこみます。
 
始発地の米内沢営業所を出発。一旦打当とは逆方向に向かい、米内沢診療所などの公共施設、中心街を周ります。
再び米内沢営業所へ。ここから今度は阿仁・打当方面へと向かいます。
 
少々裏道を走り、森吉庁舎を経由。森吉庁舎は右写真、少々わかりづらいですが、駐車場のある庁舎の裏手にバス停が設けられています。
国道105号線に合流してしばらく走ると浦田の街中に入ります。写真のY字路を左折します。
 
浦田の集落内。浦田、小学校前(現在は浦田上岱)と通過しますが、小学校は既に廃校となっています。小学校前で阿仁川の対岸の根小屋を経由する走っていた根森田線の経路と合流。前田まで同じ経路となります。
 
国道105号線に合流。前田までしばらく国道を走行します。右写真の交差点を左折し、前田の街中に入っていきます。
八幡橋で阿仁川を渡ります。八幡橋は豪雨災害のため架け替えが終わったところでした。
 
前田駅前を通過。阿仁前田駅には温泉施設が併設されており大きな駅舎になっています。 その先は狭隘路。通過して県道309号線との交差点を右折します。根森田線とはこの交差点で別れ、再び打当線の独自区間となります。

次回は前田から阿仁合にかけての区間です。

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2011年11月24日取材

2014年3月18日公開

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