ミヤコーバスの「両国橋」はこちら

保健センターから46分、一関市室根町津谷川にある終点です。
宮城県との県境手前にバス停があり、毎日3往復のバスがやってきます。 かつては宮城交通の路線だったようですが、現在、岩手県側は一関市営バスによる運行となっています。


バス停ポール。
古びた待合室の前に、色の抜けかけたポールが立っていました。


(左:終点から矢越方向・右:終点から本吉方向)
県道18号線上にバス停がありますが、周辺には民家はありません。 小さな橋を渡るとすぐに宮城県に入ります。この小さな橋の名前が「両国橋」です。


折返場所。
てっきり岩手県側にある丁字路で折り返すのかと思いきや、
バスはそのまま宮城県に入り、ミヤコーバスの折返場所に入りました。


待合室に貼りつけてあったバス停の標識。
スクールバスのものでしょうか。登校・下校などと書かれています。


折返場所には ミヤコーバスで訪問した時には気づかなかった看板が何枚か。
「ワンマン」運行が強調された看板は歴史を感じさせます。


“近くに民家はない”と上で書きましたが、 折返を待つ時間のうちにお客さんがやってきました。 バス停付近から別れる道を少し遡ると小さな集落があるようで そこから来たのでしょう。利用があるからこそ、ここまで運行しているのですね。


(左:乗車した車・右:千厩地区市営バスとスライド)
室根地区の町営バスはリエッセを使用。300円の均一運賃のため運賃表はありません。福祉バスを引き継いだ区間もあるためか、 通院客は降車の際、無料の乗車証を運賃箱に投入していました。
復路では同じ一関市営バスながら、出自の異なる元千厩町営バスとスライド。合併前は町営バスながら他の自治体に乗り入れていた珍しいケースでした。

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小高い丘に位置する保健センターからスタート。
病院前から数人を乗せ矢越駅へ。矢越駅前ではループ状の経路で折返しますが、舗装されていない農道のような道だったり。 県道18号線に入り宮城県へ向かって一直線・・・と思いきや、 宿付近で左折。千厩地区市営バスの終点、佐野を越え、小松へ。 小松の先は気仙沼市のよう。丁字路を使い路上転回して宿まで戻ります。 現在も立派な校舎の残る旧津谷川小学校を過ぎると津谷川地区へ。 本宿バス停の脇には車庫があり、室根地区市営バスは本宿を終起点に運行されているので、この車庫を使っているのでしょうか。 本宿を過ぎると民家も減り、木立の中を走ること数分、終点の両国橋へ到着します。


○周辺地図


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2013年2月9日訪問

2013年10月25日公開

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