=2012年3月31日路線廃止=
(コミュニティバスに移行)
羽後交通
みやのした
宮 の 下
本荘営業所から52分、由利本荘市岩城滝俣にある終点です。
衣川が作る小さな谷間を走ってきたバスは上滝の俣の先で国道から分かれ、宮の下の集落に入っていきます。集落の中ほど、民家の入口の前が広くなったところに終点の宮の下があります。到着したバスは折返場所に入ると発車まで待機します。

バス停ポール。
除雪の際に雪ごと押されたのか、雪の中で斜めになっていました。 廃止目前に訪問した際には少し離れた場所に4月から運行されるコミュニティバスのポールと共に置かれていました。

(左:終点から本荘方向・右:終点から雄和方向)
小さな集落内の終点。この先道は秋田市雄和へと続いていますが、舗装はされているものの未改良の山道となっており、冬季には通行止めとなっています。 そんなこともあり、行き止まり状態になっているこの付近には、車通りはほとんどありませんでした。

終点は民家への入口にあります。一応民家へ入れるようにバスは隅に停めています。
この終点での泊まりはなく、最終便も実車で本荘営業所へ戻ります。かつては途中の富田バス停(当時は亀田車庫前)付近に車庫があり、駐泊のダイヤが組まれていました。現在も車庫は残っていますが、駐泊は廃止されています。

久しぶりの訪問は2011年2月半ば、周辺は雪に覆われていました。

以前にも訪れたことのあるはずの路線なのですが、正直記憶がなく、「こんなに狭かったかな……」 なんて思いながら、バスに乗っていました。雪のせいかもしれませんが、かなり狭い区間が続いていました。 城下町の亀田地区もクランクがあり、乗ってみてなかなか面白い路線でした。

(左:2012年3月訪問時の車両・右:2011年2月訪問時の車両)
最初に訪問した時は元都営バスのRMでしたが、久しぶりに訪問した2011年2月には元都営バスのUD5Eでした。
廃止目前の3月29日、最後の訪問。 赤い車体の羽後交通のバスがやってくるのはこの日を入れて3日。 乗車したブルーリボンは路線廃止後、境への転属が決まっています。

(左:運賃表・右:廃止のお知らせ)
運賃は本荘営業所から850円でした。廃止により路線は大きく短縮され、旧岩城町内への乗り入れはなくなります。

○周辺地図

コミュニティバス移行後の終点はこちら
2011年2月12日・2012年3月28日訪問
2011年3月23日公開
2014年1月24日更新
2023年2月28日一部修正
亀田線は2012年3月31日をもって松ヶ崎公民館前〜宮の下が廃止となりました。
4月1日より由利本荘市コミュニティバス岩城線が君ヶ野竹屋〜滝俣宮ノ下を運行します。

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