水沢駅通りから６１分、奥州市衣川区大平にある終点です。 集落の先に停留所と回転地があります。 待合室などはなく、ポールと回転場所があるのみです。

バス停ポール。書かれているのは「大平」ですが、 黒石線にも大平があるためか、こちらは衣川大平とよばれています。

（左：回転地全景・右：回転地の先から集落側） バス停の先には地震の痕跡が生々しく残っており、今なお復旧工事が早朝から深夜まで行われています。 大平の集落はバス停の水沢側に固まっており、フリーバスを利用して降りていくため、 終点まで乗る方は少ないようです。

（左：古戸方・右：増沢ダム方） 増沢ダム側から先へ行くと愛宕に出られるようですが、地震のため現在も不通になっています。

運賃は始発からだと、１１２０円です。０９年４月から平日のみの運行になり、 フリー券が使えなくなったのはかなり痛いです・・・

北股線の途中には少しですが狭路区間も存在しています。

（左：エルガミオ・右：キュービック） 方向幕ですがいくつかあるようで、幕の車の場合この幕のほかにＬＥＤ車が出しているように、 「胆沢病院・真城が丘経由北股」というのもあります。 現在すべての便が胆沢病院・真城が丘経由ですが、かつて水沢車庫回りの系統もあったのではないかと推測されます。 また、行き先が北股、というのも面白いですね。これも他にも大平があるからだと思われます。 個人的には県交通の「フリーバス区間」の幕大好きなんですけどね。