葛巻駅から30分、岩手郡葛巻町田部にある終点です。
県道15号線上、一戸町に近い小さな集落にバス停があります。 平日2往復の二戸〜葛巻便の他、葛巻からここ冬部までの便が5本運行されています。


バス停ポールと回転地の看板。
JRバス化後に取り換えられたポールがそのまま使われていました。バス停には待合室も設置されています。葛巻→金田一温泉駅の直通便はぜひ乗車してみたいのですが・・・
基本的に全便が土日祝運休ですが、二戸〜葛巻の1便ずつは車両の回送の都合か、 土日祝に一部運行されています。
回転地の看板は国鉄時代からのものでしょうか。鉄道の駅名表のようなデザインが、“らしさ”を感じますが、かなり錆びついています。
※カーソルを乗せると時刻表が表示されます。


(左:終点から葛巻方向・右:終点から一戸方向)
2車線の快適な県道が続いていますが、この先の一戸方面は姉帯まで狭隘区間が続きます。 到着したバスは回転地まで少々回送します。


冬部の回転地。バス停からは100m少々離れています。
同じ町内の終点、大平橋と同様、半円状の回転地が設けられています。


バス停から回転地方向。
奥の左手にバスが停まっているのが見えるでしょうか・・・?


バス停の横に木製の案内板が設置されていました。
県道沿いにも何軒かが並んで建っていましたが、県道から少し入ったところが集落の中心のようで、民家が多くみられました。


(左:バス停にやってくるバス・右:運賃表)
乗車したのは3型のエルガミオ。6年ほど前に訪問した時の葛巻ローカルは5型のキュービックばかりだったのですが、現在は車両が配置されている二戸自体が3型車しかない状態になっています。
乗車した便の始発は葛巻病院で、通院バスを兼ねているためか、病院から乗車があり、葛巻駅からも数人の乗車がありました。復路も数人の乗車があり、久しぶりに活気のあるローカルバスに乗車した気がしました。通院者の利用は無料で、葛巻病院からの運賃を考えると通院者のみとは言え、無料というのはかなりよいサービスなのではないでしょうか。


○周辺地図


2012年11月1日訪問

2012年12月18日公開

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