摺沢駅前から25分、一関市大東町猿沢にある終点です。
猿沢から国道456号線を北上し到着するのが山滝です。旧道敷きを活用したのか妙に長い回転地の端にバス停が置かれています。
登校日には山滝経由金取として運行されるため起終点便はなく、土日祝日や休校日のみ山滝発着となります。いずれにしても金取までは来た道を戻る形になるためここで転回します。
バス停ポールと折返場所の看板。
ポールは大東地区では一般的な仕様です。一関市となったあとに設置された折返場所の看板は回転地の出口付近に置かれています。
(左:終点から摺沢駅、金取方向・右:左写真の反対方向)
国道456号線脇に位置しています。バス停近くには1軒の家があるだけです。この先奥州市方面に国道は続いており、山滝は大東側最奥の終点ではあるものの、この先にもわずかに民家があるようです。峠の逆側には数年前まで奥州市営バス根木町終点がありましたが、現在では短縮されています。なお登校日運行の金取ですが、山滝で折返した後、延々と猿沢まで戻った逆側となっています。
独特な形状の回転地となっています。
回転地というよりかは区間が長く、専用道という印象も受けます。
バス停横にはゴミ置き場と待合室らしき建物もあります。
折返し乗車が出来る便は土日祝日の昼間のみ。以前は新大町裏で折り返しだったダイヤでいつの間にか延伸しています。
乗車したのはハイエース。行き先表示は雑な「猿沢方面」。車内にはかつての運賃表示器から取り外したらしい次停留所表示機が装備……。運賃は一関市営バス統一の均一300円です。
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猿沢・山滝という鄙びたローカル地名ですが、路線は割と広い道を延々と行くのが県交通の廃止代替らしくもあり。[24/04]
○周辺地図
2024年4月28日訪問
2025年9月9日公開
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