むつバスターミナルから93分、上北郡六ヶ所村大字泊にある終点です。
東通村を抜けてきたバスは、六ケ所村に入り、六ケ所村最北端の集落・泊が終点となります。泊の街中を抜けたバスは、国道に出ると北に進行方向を変え、終点の泊車庫へと向かいます。国道沿いの住宅地の一角に終点があり、到着したバスはしばらく時間調整し、折返しや野辺地行きとなります。

バス停ポール。
下北交通の一般的なポールです。むつ行きの泊線、野辺地行きの六ヶ所線が運行されておりいますが、本数はどちらも数本と少なくなっています。一部は同じ車両が運行しますが、ここで打ち切られています。

（左：終点からむつ方向・右：終点から野辺地方向）
周辺は海から少し離れた小高い地点となっており、国道338号線のバイパス上にあります。 泊の中心部を通るため、ここを出発するバスが一旦むつや野辺地とは逆方向に走っていき、泊の中心部を抜けてそれぞれの方向に向かいます。そのため、泊の中心部でクロスするような経路になっています。

露天の車庫となっており、現在は2台が常駐します。
奥に広いスペースとなっていますが、以前のように3台が居たときならいざしらず、現在では持て余し気味です。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
乗車したのは新型レインボー。新車に見えますがそうではなく。運賃はむつバスターミナルから1,860円、野辺地駅から2,120円です。

荒涼とした景色の中を走る泊線。山中を走り東通庁舎へ。突然区画整理された町並みが現れるので独特の光景。猿ヶ森への飛び出し区間を過ぎ、老部へ。海沿いの区間でも東電の施設があって厳重に区切られている場所も。白糠で漁港のそばを走ったと思うと、長いトンネルを抜け泊へ。集落を抜けぐいっと方向を帰ると泊車庫です。［2023/01］