=2023年3月31日路線廃止=
(予約型タクシーに移行)
むつバスターミナルから50分、下北郡東通村大字尻労にある終点です。
袰部口で尻屋方面と別れたバスは林の中をしばし走り、下北半島東側の集落、尻労に到着します。崖の上にある集落の中を抜けた山際に終点の尻労車庫前があります。
広い折返場所が設けられており、到着したバスはしばし待機して折返します
バス停ポールと折返場所の看板。
ポールは古いものと新しいものが並びます。新しいポールは「尻労車庫」となっていますが、車内放送等の「尻労車庫前」をこのページでは採用しています。
(左:終点からむつ方向・右:左写真の反対方向)
尻労集落の中を抜けてきます。
バスの通れる道はここまでで、この先にも家はあるようですが行き止まりになっています。
北の尻屋までは直線距離で3km程度ですが道はなく、大きく迂回する必要はあります。
広い折返場所が設けられています。
ぐるっと回ってバス停前で待機します。
車庫前という名称ですが現在はむつとの間を回送しているため常駐車はありません。
海沿いながら小高い場所にあり、漁港へはダイナミックな陸橋で下っていきます。
「尻労」。
終点1つ手前のバス停となっています。下北交通公式の時刻表や運賃表では尻労を終点として記載しており、尻労車庫前は無視されています。実際は運賃表示機、車内放送とも尻労車庫前まで用意されており、不思議な感があります。
雪に覆われた折返場所で発車までしばしの待機です。
(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは東濃のRM。運賃は始発のむつバスターミナルから1,270円でした。
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廃止の報を受けて訪れた下北半島。
昼過ぎの尻労行きは土日祝日のみの運行で、最終バス。平日だと9時台の1往復だけが折返しできますが、土日祝日には13時台の便もあり、訪問しやすくなっています。自分ともう1人だけを乗せてバスターミナルを出発。「入口」なる変わった地名の集落を過ぎ、袰部口から右折。尻労へ向かいます。尻労の集落内は狭く、バス1台分程度の広さ。1人きりの乗客は尻労で降車。バスは終点までもう少し走ります。[2023/01]
○周辺地図
2023年1月8日訪問
2023年3月8日公開
尻労線は2023年3月31日をもって廃止となりました。
4月1日より、東通村予約型タクシー尻労便(尻屋観光運行)がむつバスターミナル〜尻労を運行します。
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