宮古駅前から43分（神田経由）、宮古市田老三王３丁目にある終点です。
田老・三王団地行きのバスは高台に整備された住宅地を周り、その一番奥に位置する終点の三王３丁目へと向かいます。三王団地地区は片方向の循環ルートですが、ここが起終点となっています。到着したバスはバス停の前で待機してそのまま宮古行きになります。田老発着の他、小本発着便も経由します。

バス停ポール。
県北バスの一般的なものです。三王団地内のバス停には屋根が掛けられており、ここも例外ではありません。

（左：終点から宮古方向・右：左写真の反対方向）
周辺は真新しい家々が斜面を切り開いて建てられています。終点は団地でも奥の方にあり、車の通過はほとんどありません。 バスは左写真左奥から曲がってきて、右写真の方向へ運行します。

待機中のバス。
若干の待機時間がありますが、バスはその場で待機します。交通量もなく、問題ないのでしょう。震災前の田老行きは田老港までの運行であり、震災後も2015年11月の三王団地までの延伸まで手前の田老中町までの運行となっていました。延伸当初は田老発着便のみで小本発着の乗り入れはありませんでした。

屋根のついた簡易な待合が設置されています。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
乗車したのは臨港バスのエルガミオ。運賃は始発の宮古駅前から550円でした。

宮古から田老方面へ。素直に国道を進んでいくのかと思いきや、神田地区へと立ち寄ります。ふれあい荘前で転向し、田老駅前へと戻っていきます。 田老地区は復興が進んでいますが、更地が目立ちます。山を切り開いた三王地区には保育所や駐在所、消防署や診療所などが移転しており、田老の新たな街となっています。団地内を回り、終点の三王３丁目へ。折返しのバスにはこの終点からの乗車もありました。[2024/01]