安達東高校から46分、二本松市田沢にある終点です。
まとまった集落である田沢から更に走り、川俣町との境に近い大森でバスは終点となります。到着したバスは少し先の路肩で待機します。 福島交通から転換した当初は旧来の津島線を踏襲する形で浪江町津島まで運行していましたが、震災後は川俣町〜浪江町区間の運行が休止されており、二本松市内で完結しています。

バス停ポール。
福島交通の標柱を利用し、丸板部分のみ取り替えています。 本数は多くありませんが土日祝日についても運行されています。

（左：バス停から二本松方向・右：左写真の反対方向）
国道459号線上にバス停があります。民家は近くにはなく寂しい雰囲気ですが、バス停横の小路を入ると大森の小さな集落があります。この先にも民家はありますが現在は運行されていません。福島交通では津島公民館、二本松市コミュニティバスとなってからは浪江高校津島校までの運行がありました。平成23年2月よりコミバスとなりましたが、津島方面まで運行された期間はわずかのようです。

奥に大森の集落があります。

待機中のバス。バス停より少し浪江方に進んだ地点の広くなった路肩で待機します。大森では1時間ほどの折返し時間があるため、バスは一旦田沢に戻り給油等を行い戻ってきていました。手前の和田発着もありますが、土日祝日については大森発着のみしか折返し乗車は難しくなっています。
長時間の待機は元々津島発着として設定された時刻がそのまま大森発着になっている名残です。

少し歩くと川俣町に入ります。

折返し小浜行きが到着しました。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
乗車したのはポンチョ。岩代地域のコミバスは昭和タクシーが運行しており、すべてポンチョです。運賃は均一200円となっています。