津久見駅から77分(赤崎経由)、津久見市大字四浦にある終点です。
四浦半島に点在する集落をあちこち巡ってきたバスは半島の先端間元までやってきます。
間元地区集会所の向かい側にバス停が置かれ、到着したバスは集会所横のスペースで転回後バス停前の路上で出発を待ちます。
バス停ポールと折返場所の看板。
ポールは大分バス系の一般的なものです。平日は間元基準で3.5往復、土曜日は2往復の運行があるだけになっています。海側の折返場所には駐車禁止の看板が設置されていました。
(左:終点から津久見方向・右:左写真の反対方向)
間元地区は四浦半島の先端に位置し、間元海峡を挟み保戸島と接しています。道はこの先漁港に突き当たり途切れており、車もほとんどきません。コーンが置かれたり、住民のものらしき車も路駐されており公道なのかもよくわかりませんが一応はバス停の少し先までが県道611号四浦日代線に指定されています。
折返場所。ここで待機するのではなく方向転換にのみ使用し、バスは路上で待機します。交通量も少なく問題ないのでしょう。
路上で待機中のバス。
道の奥には保戸島が見えます。
山側を望む。バス停は建物の影になり津久見側からだと見えません。斜面に家々が並びます。
バス停は消防倉庫脇に置かれています。ベンチもあり一応はバスを待てるようになっています。
間元地区集会所。コンクリート造の堅牢な建物です。
四浦半島は河津桜が有名でその案内マップが集会所の壁に掲げられていました。
保戸島。平地がなくコンクリート造の建物が海沿いに並んでいるのをここからも見ることが出来ます。間元からの距離は海を挟んで近いところでは200mもないものの、定期船は津久見港から出ています。間元から架橋する案もあるようですが…。
津久見では長めの路線故か、割と長めの待機時間があります。静かな集落で波音を聞きながら出発を待ちます。
狭隘区間もあります。比較的近年にトンネル等でバイパス化された区間もありますが、沿線風景は魅力に溢れています。
(左:2021年訪問時の車両・右:運賃表)
乗車したのはRJ。角目4灯で希望ナンバーですが割と古めの車両。運賃は始発の津久見駅から1,000円でした。この時は荒代トンネル経由のショートカット便でした。
(左:2025年訪問時の車両・右:運賃表)
乗車したのはリエッセ。だいぶダウンサイジング…。運賃は変わらず始発の津久見駅から1,000円でした。
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前回の訪問後に、赤崎経由はトンネル開通前の江ノ浦越のルートを行くと知り再訪。リエッセにそれなりの客を乗せ進んでいきます。赤崎でUターンした後江ノ浦越へ。狭隘とまでは行かないものの狭い峠道を越え、荒代方面に向かいます。ルートの都合上あちこち寄り道しながら進むのも四浦線の良さ。イルカ島に行く観光客もいたりして。落の浦の先まで乗客はいましたが間元までは皆無。帰りものんびり津久見に向かいました。[25/08]
○周辺地図
2021年12月18日・2025年8月22日訪問
2025年9月15日公開
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