大北から42分、静岡市清水区蒲原にある終点です。
富士宮駅からのバスが折返す蒲原病院から更に西へ向かい、静岡市清水区蒲原までやってきます。直線距離は僅かですが道がなく一旦国道1号富士由比バイパスの側道などを通り、日本軽金属の工場の脇を抜け、住宅街の終点へとたどり着きます。終点は蒲原中学校の裏手に位置し小さな折返場所が設けられています。
バス停ポール。
静岡地区標準の仕様となっています。本数は大北を基準に平日4往復、土日祝日2往復となっています。
(左:終点から蒲原病院、大北方向・右:左写真の反対方向)
住宅地の一角といった雰囲気で、路地に無理やりバスが走っているような印象です。近隣には蒲原中学校の他、新栄自治会館や蒲原東部こども園などがありますが、旧富士川町方面へのバスの需要がありそうには見えません。今でこそ住宅地ですが昭和58年までの蒲原病院はこの地に位置しており、元々はそのための路線だったと思われます。
バス1台がようやく折返せる広さの折返場所が設けられています。
大北線は大北側が基準であり、蒲原側が終点です。どのダイヤも10分以上の折返し時間がありますが、トイレなどもなくバスがいなければ単なる空き地のようにすら見えます。
目の前の道もあまり広くなく、中型車でも割と厳し目の折返場所です。
(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは国際のエルガミオ。運賃は始発の大北から700円でした。
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一応は途中で富士川駅を経由するものの、起点も終点も駅ではない単独のバス停という不思議な大北線。
土曜日の昼間、流石に乗降も無いのかと思いきや独自区間の中野台を含め割と乗車があり。とはいえ蒲原病院までには全員降車。旧国道1号線を走っていけばすぐに静岡市。右左折を繰り返しながら終点の蒲原中学校へ向かいます。[25/08]
○周辺地図
2025年8月16日訪問
2025年9月11日公開
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