柏崎駅前から64分、三島郡出雲崎町大字羽黒町にある終点です。
出雲崎の街中、海沿いの家々が連なる中に終点の出雲崎車庫があります。 海側の国道から入ってきたバスは、敷地内で降車を扱い発車を待ちます。出発したバスは旧道側に抜けるため、終点付近は手前の良寛堂前付近からラケット状循環の形になっています。

バス停ポールはなく、時刻表が待合室内に掲示されるのみです。
かつて車庫の建屋があった頃はそこに停所板がぶら下がっていたようですが…。 長岡、柏崎方面の他、JR越後線出雲崎駅・町内大寺を結ぶ路線が運行されています。

駐車禁止や、通り抜け禁止の看板が数枚設置されています。

（左：終点から長岡・柏崎方向・右：終点から寺泊方向）
こちらは国道側。海沿いの道で交通量が多くなっています。周辺には郵便局や海浜公園があります。バスはこちら側から入庫します。この先寺泊方面にかけてはバス路線がない区間が続きます。

（左：終点から長岡・柏崎方向・右：終点から寺泊方向）
こちらは旧道側。家々が連なっており、漁村の雰囲気が残っています。バスはこちら側に出発します。

バスが3台ほど横並びになりそうな敷地があります。
奥にも深く、以前は車庫としてスクールバスなども含め常駐する車両がありましたが、2018年春からなくなり、現在では折返場所としての機能だけが残っています。

向かい側には待合所があります。
中には出雲崎案内所として窓口機能が残っており、第2・第4土曜、日曜祝日を除き営業しています。

貸切時は5Eで。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
乗車したのは東急のLR。まだこの型も残っていました。運賃は始発の柏崎駅から円でした。

海沿いを行くローカル路線。柏崎市街からの乗車が多く、車内はほぼ満席になるほど。といっても郊外の松波・荒浜あたりまでにほとんどが降車。刈羽村に入ると海沿いは原発のため内陸に入っていきます。ものものしい雰囲気と、すぐ近くには家々が並ぶ風景には違和感もあります。大型スーパー付近からは再度乗車もあり、バスは再度柏崎市に入っていきます。平日の一部と土日祝日の全便が終点となる椎谷を過ぎると出雲崎町。日本海沿いの砂浜を見ながら進み、終点の出雲崎車庫に到着します。［2022/05］