飯能駅から61分(さわらびの湯経由)、飯能市大字上名栗にある終点です。
沢沿いに数件の民家がある小さな集落に終点があります。 砂利敷きの回転地が設けられており、一日数本のバスが折り返していきます。


バス停ポール。※カーソルを乗せると待合室を表示します。
しらゆり型のポールになる前の一時期に設置されていた国際オリジナルのダルマポールです。沿線のポールは首都圏共通仕様のものが多いですが、ここだけはこのタイプになっています。


(左:終点から飯能方向・右:左写真の反対方向)
道路の改良は進んでいますが、この終点付近はまだ狭いまま残っています。 折返場所が現在地に移ったのは数年前で、その前は少し先まで運行していました。 大昔には山伏峠を越え、山伏口なるところまで行っていたこともあるよう。 更にその先に向かうと現在も西武バスの終点となっている松枝に出ることができます。


折返場所。
道路の両側を使えば後退せずに折返しできるスペースがあります。 以前は誘導員が乗車していたこともあるようですので、誘導員の廃止に関係して移設されたのかもしれません。


少し先には以前の折返場所の跡が残っていました。
その場所から振り返って撮ったのが右の写真。奥のバスが停まっている場所が現在の湯の沢終点です。


石灰石の山。右が7年前の訪問時。撮っている場所が若干違うのもありますが、 少し減ったように見えなくも・・・ないでしょうか。


06年1月訪問時の湯の沢。
車両にバックモニターが設置され、この時点で既にワンマン化済みでした。 大型車が沢沿いの折返場所の縁ギリギリに、何度か切り返して転向していました。 既に下に新たな折返場所が整備済みでしたので、この後まもなくして現在地に移ったものと思われます。


13年8月訪問時は旧塗装のキュービック。 飯能営業所が国際興業最後のキュービックの砦となりました。私が埼玉にいた頃は普通に浦和とかでも走っていたんですが・・・


(左:06年1月訪問時の車両・右:運賃表)
初めての湯の沢は国際本体では懐かしの7500番台。飯能には当時ゴロゴロいたはずです。

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13年夏、飯能を久しぶりに訪問。エルガが増えていましたがまだキュービックも多く走っていました。ハイキングに訪れた方でしょうか、9時過ぎの便は結構な乗客を乗せ飯能駅を発車。 車内の乗客はだんだんと減り、さわらびの湯で大抵が下車、残っていた乗客も名郷で降車しました。名郷〜湯の沢は間にバス停を一つ挟むだけですが、道はすぐに狭くなり坂をどんどん登ります。久しぶりに訪れた湯の沢はあの時と変わらずのどかな雰囲気でした。
秋には新車が登場した影響の転属が相次ぎ、国際オリジナルのキュービックは消滅してしまいました。


○周辺地図


2006年1月7日・2013年8月9日訪問

2006年4月6日公開
2014年2月4日再公開・更新

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