福島交通
やつかおおはし
矢塚大橋
塙厚生病院から66分(南田代・平野経由)、東白川郡塙町大字那倉にある終点です。
山間の狭隘な道を走り続け、ようやくたどり着く茨城県との県境にもほど近い終点が矢塚大橋です。小さな三叉路の手前にバス停があり、到着したバスは50mほど先の車庫へと回送されていきます。

バス停ポール。 一般的なものですが、道が狭いためか脇の斜面に突き刺さっていました。

(左:バス停から塙駅方向・右:左写真の反対方向)
県道111号線上にバス停があります。左に曲がると別路線がある那倉、直進するとバスの折返す車庫へと向かいます。周辺には1軒の民家があるだけで、人気のほとんどない場所です。

バス停から那倉方向。

折返しは車庫で行います。
屋根付きの立派な車庫があり、わずかな時間ですが待機して折返していきます。現地出退勤が残っており、夜間やバスの運行がない土日祝日には車両が留置されます。

(左:車庫から塙駅方向・右:車庫から北茨城方向)
この先茨城県北茨城市、高萩市方面へ続いていますが、本当かと思ってしまうようなボロボロの道...。

折返し塙駅行きがやってきました。
矢塚大橋で折返しの乗車ができるのは1往復のみとなっていて、復路は温浴ランドはなわ経由となります。

全体的に対向車との離合困難な道が長く続きます。

(左:2018年1月訪問時の車両・右:運賃表)
2度目の訪問は自社発注のMKでした。予備車との事でしたので幸運でした。運賃は始発の塙厚生病院から800円となっており、福島交通の賃率を考えると、恐らく塙町の補助が出ているのでしょう。

(左:バス停から塙駅方向・右:車庫から北茨城方向)
冬の矢塚大橋。寂しげな雰囲気がより高まります。

左:2017年8月訪問時の車両。
最初の訪問は東急のRM。秘境路線には似合わないものですが、時代の流れと言ったところでしょうか。

車庫で待機します。
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福島交通の秘境路線といったらとにかく矢塚線をオススメ。 狭隘区間が続く道のりや、1時間超えの乗車時間、本数の少なさなど素晴らしいローカル線いつまでも残ってほしいものです...。

○周辺地図

2017年8月14日・2018年1月4日訪問
2021年1月21日公開

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