=2015年9月30日終起点便廃止=
羽後交通
やしまゆうびんきょくまえ
矢島郵便局前

本荘営業所から52分、由利本荘市矢島町田中町にある終点です。
矢島郵便局の斜向かい、由利本荘市矢島総合支所にも近い位置です。 上屋と待合所のある大きな建物があり、奥にはバスの折返しには十分すぎる広いスペースがあります。
この場所は2008年3月末までは矢島営業所、その後は矢島案内所として窓口業務のみ継続していましたが、2012年9月末をもって窓口も閉鎖、2014年4月からは矢島郵便局前にバス停名が改称されています。


バス停ポール。
営業所時代はなかったものと思いますが、案内所になってから設置されています。


(左:終点から本荘、鳥海菜らんど方向・右:左写真の反対方向)
矢島のメインストリートの外れに位置しています。鳥海菜らんどまでの便も一旦ここに立ち寄り、引き返していきます。右写真の方向へ進むと鳥海山花立へ出ることができます。


バスは奥で折り返し待機となり、発車間際に乗り場に付けます。


矢島案内所の看板はそのままになっていました。


2007年の路線廃止前の矢島営業所。
旧鳥海町方面に向かう多くの路線があり、多くの車両が配置されていました。


案内所格下げ直前の矢島営業所。
少し車両が減った程度で以前とあまり変わらない様子でした。


笹子線の鳥海総合支所前以遠廃止直前の矢島案内所。
驚いたのはこの時まで、矢島案内所乗り継ぎの行路が残っていたこと。 矢島営業所時代、本荘〜笹子(上野宅)までの直通便は矢島営業所で乗務員交代が行われていたのですが、まさか案内所に格下げされた後も継続しているとは思いませんでした。また、矢島在勤のダイヤがあり、夜間には4台の車両が留置されていました。
なお、鳥海総合支所前以遠廃止後は矢島での乗務員交代もなくなり、矢島在勤も2台に減少、その後鳥海に移転する形で廃止されています。




営業所時代には待合室内に大きな時刻表と運賃表、路線図が掲示されていました。
現在では空白の大きくなった路線図を除き撤去されています。
写真左が2007年9月撮影、右が2008年3月撮影のものです。


(左:乗車した車両・右:運賃表)
営業所案内所時代ともに数度訪れていますが、矢島郵便局前となってから初めて訪れたのは特急由利工業高校線にて。以前は矢島発の便もありましたが現在は平日に由利工業高校前発の便が2本あるだけです。車両は元臨港バスの7Eでした。
本荘〜矢島は並行する由利高原鉄道との対向のため以前から上限運賃となっており、2014年現在は620円となっています。

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なかなか乗れなかった羽後交通唯一の「特急」路線。
何が特急なのかと言うととにかく中間の停車停留所が少ないこと。 本荘市街の一番堰を出ると明法・吉沢・川辺駅前の3ヶ所のみに停車。矢島市街の小田住宅前からは再びほとんどの停留所に停車します。 旧由利町の前郷地区は国道をショートカットすることもあり本荘駅前〜矢島郵便局前で比較すると一般便が47分に対し、特急便は36分で走行します。
始発の由利工業高校前からは私の他に1名が乗車。本荘駅前からは2名が乗車しこの日は私を含め4名が矢島まで。矢島幹部交番前と栄町で下車し終点までは私1人でした。
待合室には折返しの本荘行きの便を待つ方が数名いらっしゃいました。[14/8]


○周辺地図


2014年8月8日訪問
矢島営業所:2007年9月30日・2008年3月30日他
矢島案内所:2012年3月19日・2008年3月28日他

2015年1月2日公開

本荘伏見線は2015年10月1日より矢島総合支所前へ延伸し、矢島郵便局前は経由地となりました。

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