西武観光バス
ちょうざわ
長 沢
小鹿野役場から40分、秩父郡小鹿野町藤倉にある終点です。
中型バスがやっと・・・というような県道を延々走り、到着するのがこの終点です。 数件の民家が川沿いに並ぶ小さな集落にバス停があります。 到着したバスは、小さな折返場所のスペースに何度か切り返して入ります。

バス停ポールと折返場所の看板。
少し色あせたポールが折返場所から少し離れたところに立っています。 「バス専用折返し場」の看板はやけに低いポールでした。

(左:終点から小鹿野方向・右:左写真の反対方向)
終点付近でも中型バス1台がやっとの県道282号線。倉尾線は途中の堀越付近から終点までこの道を走ります。県道は狭くなったり広くなったりを繰り返しながら長沢バス停の少し先まで続いています。
道路沿いに民家が数件あるほか、写真右手を流れる吉田川の川向かいにも何軒かの家がありました。

小さな折返場所です。緩やかな坂の途中に設けられています。

掲示板に新しいポストも設置されています。

折返場所の看板の脇に小学校が設置した「待とうきちんと乗ろう1列の看板」が。 この看板を設置した倉尾小学校は2003年度をもって閉校しており、当時は路線バスでの通学だったのでしょうか。現在は小鹿野の中心部までスクールバスが運行されているようです。

(左:狭隘区間で対向車が・右:新要トンネル付近)
非常に狭い区間の多い倉尾線。対向車が来ると左写真のような状態。普通車でも狭いのですが、そこを中型バスが行くわけですから・・・
要トンネルは最近新トンネルに切り替わったようですが、その前は見えづらいですが写真右側の素掘りのトンネルを通行していました。そこをバスで・・・通ってみたかったですね!

(左:2015年2月訪問時の車両・右:運賃表)
乗車したのは西工ボディのRM。秩父でもこの手の車両が増えてきました。運賃は520円でした。

初めての訪問は2012年8月。秩父はまだ8Eだらけでした。当時はLED表示機に「倉尾線」の文字がありました。秩父地区の系統番号の導入により、系統番号の表示に変わっています。

バス停はまだ更新されておらず、色が薄くなってきていました。 折返場所の看板も少しさびが浮いていました。

(左:待機中のバス・右:「終バス」の表示)
雨の中待機中の小鹿野行き。小鹿野から再度戻っていく長沢行きには終バスの文字がありました。
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中型バスだし・・・大したことないだろうと思っていた倉尾線。
途中の合角(かっかく)ダムを過ぎたあたりから一変。バスが走っていいのかというような狭い道を延々。 途中では改良工事が行われていたり、すでに終了しているのか2車線になっている区間もありましたが、それでも狭いところが残っていました。乗用車との擦れ違いはギリギリ・・・。こんなところを運転する乗務員さんはかっこいいなぁと思いつつ。
雨の中の訪問となってしまいましたが、非常に楽しかったです。また機会があれば晴れた日にぜひ乗ってみたいと思います。[12/8]

○周辺地図

2012年8月11日・2015年2月11日訪問
2012年12月14日公開
2017年1月30日更新

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