七戸案内所から66分、上北郡東北町にある終点です。
小川原湖の湖畔に近い、鶴ヶ崎地区がバスの終点です。 集落の中ほどにバス停があり、回転地が設けられています。


バス停ポール。
手書きと思われる特徴のある文字です。 待合室はバス停とは少し離れたところにありました。町民バス用・・・でしょうか?


終点から乙供・七戸方向。
終点の向かいはガソリンスタンド。 舟ヶ沢、乙供方向には少し狭い道が続いています。


終点周辺の風景。
左写真が小川原湖方向。地図では「湖畔」という雰囲気が漂っていますが、現地に行くと民家が立て込んでおり、湖はほとんど見えません。
バス停では何人かの児童がバスを待っていましたが、このバスには乗ってきません。乗務員さんによるとスクールバスを待つ小学生とのこと。ここには路線バスの他、無料の町民バス、小・中別々のスクールバスが走っているそうです。


発車までは数分。鶴ヶ崎を発つときも私一人の乗車でした。


(左:終点付近の廃車体・右:舟ヶ沢付近から小川原湖)
終点付近にはバスの廃車体が。八戸市営バスでしょうか?
バスの車窓に小川原湖が見える区間はわずかです。


(左:乗車した車・右:運賃表)
乗車したのは七戸十和田駅から。国際カラーのエルガミオがやってきました。運賃は始発の七戸案内所からだと1,110円。 1時間ちょっとの路線なのでやっぱりこのくらいかな・・・。

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東北新幹線七戸十和田駅と東北町を結ぶ路線でありながら、現在は土日祝日は全便運休という舟ヶ沢線。震災以降の経営状況悪化のため・・・とのことですが、余計に利用者離れが進んでいるよう。 旧東北町に入ると、丘陵地に広い畑が。特産の長芋などを生産しているよとのこと。舟ヶ沢や鶴ヶ崎地区では、ほとんどの世帯が農業とのこと。湖畔の集落ですが、漁業だけで生計を立てている世帯はほとんどないそうです。上に書いたように町民バスやスクールバスが運行されているため、路線バスの利用はほとんどなく。わずかなお年寄りを乗せ、帰りのバスは乙供へと向かいました。[13年1月訪問]


○周辺地図


2012年12月12日訪問

2013年4月14日公開

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