=2025年9月30日路線廃止=
北桧山から49分、久遠郡せたな町大成区富磯にある終点です。
ほとんどの便が折返す大成学校前から日本海沿いに更に数分進んだ富磯地区の北の端に終点の第二富磯があります。
海岸と集落の間に伸びる道道上にバス停があります。到着したバスは少し先の折返場所へと進んでいきます。
バス停ポール。
手書きの丸板が残ります。本数は平日・土曜日の夕方に1往復のみとなっています。桧山海岸線代替のデマンドタクシーが運行されており普段の利用はそれで十分なのでしょう。
斜めになった待合室が置かれています。
(左:バス停から大成学校前、北桧山方向・右:左写真の反対方向)
道道740号線上に位置しています。富磯地区には第一富磯、富磯中央、第二富磯とバス停があり、民家もそのバス停ごとに数軒ある程度です。
日本海に沿った道道が伸びています。
以前はこの先太田まで路線があり、桧山海岸線のバスが運行されていました。2020年の廃止後も第二富磯発着の久遠線の1往復のみが残っています。
折返場所は400mほど進んだ旧道敷きを活用したものです。
(左:折返場所から大成学校前、北桧山方向・右:左写真の反対方向)
道道は太田へ続いています。現在は海岸沿いに北桧山まで続いていますが、全線開通は2016年とごく最近のことで、長年太田で行き止まりとなっていました。太田地区は帆越山トンネル開通までは時化の際には不通となるような秘境でした。
奥尻の姿が見えます。
折返し北桧山行きがバス停に到着。山側にわずかながら家々が並びます。
(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは自社発注のMK。残念ながら黄色いラッピング車。運賃は始発の北桧山から1,400円です。
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唯一の第二富磯行き。乗客もなく出発。広い国道を行きますが二俣地区では旧道に入ったり。太櫓越峠を桧山トンネルで越え大成地区へ。大成の中心部を抜け上浦付近は狭い区間も。バイパス工事も一部されているようですが…海沿いに走り終点の第二富磯へ。太田の頃に乗りたかったなどと思いつつ。久遠線の利用はほぼ桧山北高校の通学のようで、それ以外の時間は閑散としているとのこと。特に大成学校前以遠はほぼ利用がないようで…。[2024/03]
○周辺地図
2024年3月23日訪問
2025年9月19日公開
久遠線の大成学校前〜第二富磯は2025年9月30日の運行をもって廃止となりました。
既存の桧山海岸線予約バス(東ハイヤー運行)が利用できます。
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