上総湊駅から24分、富津市豊岡にある終点です。
県道88号線上、戸面原ダムの脇にバス停が設けられています。
周辺には数件の民家、戸面原ダムの貯水池が山間に広がっています。



バス停ポール。
日東交通時代から使われているポールで、「天羽」のシールが張ってあるのですが、もう色褪せています。 かつて運行されていた「金束」の文字も残されています。
隣にある建物は待合室・・・ではなく生乳集積所?のような看板がかけてあったように思います。



(左:バス停から上総湊方向・右:左写真の反対方向)
2車線の道が続いています。金束方面はこの先で狭くなっているようで・・・路線がある頃に来て見たかったですね。 回転地へは右写真の分岐を左方向に進みます。



回転地は戸面原ダム貯水池にかかる橋を渡った島の上です。
公民館の前が回転地になっており、発車までしばらく待機します。公民館の隣には休憩施設も建てられています。



回転場所の看板。何箇所かに設置されています。



2台のバスが停車していますが、右側のバスはここに泊めておくよう。
朝と晩のみ、乗務員さんが社用車でやってきて動かすとのこと。営業所から比較的近い距離ですが、駐在車があるというのもすごいですね。



写真奥の橋を渡ると県道88号線に合流。バス停はその先にあります。
やってくる車も少なく、のどかな時間が流れています。



戸面原ダム貯水池。バスやヘラブナ釣りの名所ともなっているよう。



(左:上総湊駅・右:今回のバス)
左は始発地の上総湊駅。天羽日東バスの本社・車庫が併設されています。
駅前すぐの車庫兼バスターミナル。列車到着にあわせて2台のバスが発車する光景も見られます。
乗車したバスは日東交通グループどころか千葉県で最も古い、昭和62年式のP−RM81G(6E)。
通常は予備車ということですが、訪問時は乗車することが出来ました。
天羽日東バスでは日東交通グループでも古い車が残っています・・・。

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現在の戸面原線は上総湊〜戸面原ダムの路線ですが以前は金束駅まで運行されていて、さらに昔は上総湊〜鴨川を結ぶ国鉄連絡バスの役割も果たしていました。現在でも環駅や関豊駅などの停留所名が残っています。



2011年8月12日訪問

2012年2月21日公開
2012年2月23日更新(写真追加)

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