遠野病院前から53分、遠野市宮守町達曽部にある終点です。
達曽部小学校や達曽部市民センターの下にある丁字路にバス停があります。到着したバスはループ状の経路で時間調整後、そのまま遠野行きになります。宮守村の遠野市との合併により、滝沢までの運行だった路線が延伸され達曽部までの運行になりました。

バス停ポール。
遠野市営バスのポールを目印に乗降します。路線バスながら一切時刻表の掲示はありません。

（左：終点から達曽部小学校方向、終点から達曽部診療所方向）
朝の便と昼の便は左写真の方向から右写真の方向へ運行します。夕方の達曽部行きは右写真の方向からやってきます。
終点付近はループ状の経路になっていて、昼の達曽部行き1便だけは一つ手前の達曽部診療所前を経由しません。達曽部宿の雰囲気を残した集落で、国道バイパスからは離れており、交通量も少なめです。

終点から大迫方向。
長崎方面の市営バスがこちらの方向に運行しています。

道路脇のスペースで待機します。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
乗車したのはトップドアのLR。日中は附馬牛線で使用されますが、朝の達曽部線遠野行きはこの車両でした。運賃は遠野病院まで940円でした。

初めての遠野で達曽部と恩徳はデマンドだよ、と言われ驚き。今どき現地で情報を知ることになるとは...。 ということで予約して訪れた達曽部。発車数分前にバスが到着。達曽部の集落を抜けて米田交差点の手前で1人が乗り込みます。この日は土曜日ながらデマンド区間から2人の乗車があり、「200円バスの日でもないのに珍しい」と乗務員氏。主に国道396号線を走りますが、橋本では一旦バス停のある市道側に右折して、その場で転回して戻るなど、不思議な運行も。トンネルを抜けて滝沢を通過。その先でもそれなりに乗降がありました。［19/03］