津谷営業所から19分、気仙沼市本吉町滝沢にある終点です。
山際にわずかな民家があるだけのところにバス停があり、平日のみ5往復のバスが発着します。専用の折返場所は特に設けられておらず、到着したバスはバス停の少し先のY字路で折返し、バス停の前で待機します。


バス停ポール。
「宮交気仙沼バス」の上からシールを貼ったのが丸わかりですね。


(左:終点から本吉方向・右:左写真の反対方向)
2車線の県道233号線上が終点です。右写真の方向に向かうと登米市東和町に抜けることができます。


運賃は始発の津谷営業所から470円でした。

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本吉内陸線は、かつて佐沼〜津谷を結んでいた「内陸線」の津谷側の残存区間です。 当時は国道346号線を米川方面へ抜けていたはずですが、当時も滝沢行きの系統があったのでしょうか?
乗車したのは津谷まちなかから。朝乗車した本吉三陸線と同じ車。 バスは山側へと向かっていきますが、海など見えないところでも津波の跡が。そんなところまでも押し寄せてきたんですね。 国道を快調に走り、馬籠地区へ。「馬籠」の地名は、平泉の藤原氏の時代に秀衡がこの付近にある田束山を深く信仰して大規模な堂「宇僧舎」を造営しました。当時、そこへの使者が参詣の際、この地が馬と篭の乗り換え地であったことから出来た地名だといわれています。 馬籠を過ぎると国道から左折。県道233号線を走ります。相変わらず2車線の道が続きますが、交通量は格段に少なくなります。 川沿いにしばらく走り、右手に山が近づくと、終点の滝沢はもうすぐです。[13年1月訪問]


○周辺地図


2013年1月11日訪問

2013年4月22日公開

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