=2016年3月31日路線廃止=
(由利本荘市コミュニティバスに移行)
羽後交通
たきおんせん
滝 温 泉
本荘営業所から69分、由利本荘市滝にある終点です。
滝温泉にあった一軒宿の入口にある、林に囲まれた終点です。 広い丁字路の脇にバスの駐車スペースが用意されており、到着したバスは周辺の道路も使って転向し、待機となります。

バス停ポール。
標準のポールですが、少し低いですね。

バス停には大きな待合室も設置されています。

(左:終点から岩谷・本荘方向・右:終点から東由利方向)
曲沢から先、終点までは狭隘区間が続いています。周辺には1件の家があるだけです。 この先、東由利方面まで抜けることも可能ですが、あまりいい道ではありません・・・

バスの駐車スペースの奥行きはあまりなく、大型バスなら少し道にはみ出す程度。 横には広いのですが・・・

「天下の名湯」のキャッチフレーズで知られていた滝温泉の旅館跡。
2013年3月に閉館しました。そのままの状態で残っていました。写真は新館側です。

一部廃止のおしらせ。一部、といっても路線の大半にあたる岩谷から先の区間がなくなることになります。

この風景もまもなく見納めです。

(左:2016年3月訪問時の車両・右:運賃表)
久々の訪問は臨港バスのブルリワンステ。なんだかよくあたります。運賃は本荘営業所から1280円でした。
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廃止の噂を聞きつけ久しぶりの中田代線。滝温泉系統を通しで乗るのは7年ぶりでしょうか。 第一病院〜組合病院の経路も4月から変わるよう。岩谷の街中を抜けると廃止予定区間。 国道をしばらく飛ばし、大内体育館前から旧道へ。大内体育館前は以前大内中学校前、の名前だったはず。中学校が先に統合し、使わなくなった旧校舎を利用して統合小学校が出来る、とのこと。路線の大幅な短縮も通学児童が乗車しなくなることに起因しています。 旧道区間も一部拡幅されていて、時代が流れていることを実感。結局終点の滝温泉まで貸切。「まったく乗らないのも珍しい」と乗務員氏。しばらく休憩して戻りましたが、この帰りも貸切でした・・・
廃止区間はコミュニティバスとして残りますが、末端の内山〜滝温泉はデマンド運行となるようです。[16/3]

初めての訪問は2009年8月でした。
風景は今と大差ありませんが、今となってはバスの古さが際立ちます。

滝温泉も普通に営業している頃です。
こちらの写真は本館側を写したものです。

(左:2009年8月訪問時の車両・右・運賃表)
乗車したのはUDの5E。5Eでもいすゞ車の多かった本荘では貴重な車でした。
運賃表は今よりも多少安い程度、ですが、当時はまだ羽広系統があり、滝温泉系統は第一病院を経由せず、石脇を回る経路でした。

(左:2012年6月訪問時の車両・右・夜間の様子)
2度目の訪問は少しあいて2012年。この年の3月に羽広系統を含め多くの路線が廃止、短縮となりました。そのため写真の5Eも予備となっていたのですが、 国道105号を運転中に走っているのを発見、追いかけて乗車したのでした。
当時滝温泉では宿泊となるダイヤがあり、バスはこの場所で、乗務員さんは滝温泉の旅館で休んでいました。滝温泉の閉館後は場所を滝地区の公民館に移して継続しています。

○周辺地図

2009年8月24日・2012年6月30日・2016年3月27訪問
2010年11月20日公開
2016年3月29日更新
中田代線は2016年3月31日をもって廃止となりました。
翌4月1日より由利本荘市コミュニティバス中田代線が道の駅おおうち〜(旧)滝温泉を運行します。

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