ラピアバスターミナルから52分、八戸市南郷区大字島守にある終点です。
福一満虚空蔵菩薩堂、龍興山神社、高山神社の例大祭、及び合わせて開催される島守春まつりに伴って、6月の第1日曜日のみ、年1日だけ運行される臨時バスの終点です。
高山神社への入口にある丁字路付近にバス停が設けられています。 到着したバスは定期バスのある荒谷の折返場所へ回送し、折り返してきます。
この臨時バス、数年前まではかつて定期運行のあった中居林・島守経由の市ノ沢発着でしたが、現在では二ツ家・市ノ沢経由で高山神社入口発着になっています。


バス停ポール。
同じ年1日だけの寺下観音と異なり、係員がいないこともあってか仮のバス停が設置されていました。この場所の斜め向かいには、南郷コミュニティバスのポールも設置されています。


(左:終点から市ノ沢、南郷区役所方向・右:終点から島守方向)
周辺は数軒の民家がある程度です。普段は南郷コミュニティバスが運行しており、月水金の頃巻沢線・火木の田代線・古里線が島守〜市ノ沢を結んでいます。


バス停から少し登ったところにある高山神社。
わざわざバスが運行されている割に訪れる人はあまりいないようでしたが・・・ さすがに上まで行くのは断念しました。


メインとなるのは高山神社入口の一つ手前の虚空蔵山前。南郷朝もやの館の前にバス停が設けられています。
朝の始発と帰りの最終はバス停等の準備や回収、また、係員や利用者の休憩所として使用する車両の回送を兼ねていて、この虚空蔵山前発着となっています。


福一満虚空蔵菩薩堂。こちらは人であふれていました。
近隣の南郷朝もやの館、ふれあい公園での島守春まつりにも多くの方が訪れていました。


臨時バス運行の案内。
虚空蔵山のほか、寺下観音も年1日のみの運行となっています。


(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは小田急バスの7E。P−規制車ですが南部バスではそんなに珍しくありません。行先表示は「虚空蔵山前」。運賃表示機は使用せずにラミネートされた運賃表を掲示していました。

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南部バスの臨時バスといえば・・・
昨年乗車した寺下観音行きは停留所相互間の利用も可能で、運賃表示機も使用していましたが、こちらの虚空蔵山行きは一部を除きクローズドドア運行です。
始発のラピアからも結構な方が乗車。バスは軽米線と同様の経路で進みますが、旧道に入る岩ノ平・泥障作はバイパス経由のため通過。南郷区役所前を過ぎると右折し独自区間。とはいえ、普段も平日にはコミュニティバスが走っています。 しばらく走ると虚空蔵山前。ここで全員が下車。終点までは私だけでした・・・
なお、八戸営業所からの始発便にも乗車しましたが、営業所から乗車する方も数人おりました。[14/6]


○周辺地図


2014年6月1日訪問

2014年10月3日公開

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