山形市コミュニティバス
たかさわ
高 沢
山形駅前から71分、山形市大字高沢にある終点です。
高瀬地区から山間に入り、平石水から坂を登り続けて到着するのが終点の高沢です。神社の脇に小さな折返場所があり、到着したバスはそこで折返します。

バス停ポール。
山交標準の形ですが、山形市コミュニティバス独自の丸板を設置しています。 平日に山形行き2本、高沢行き2本、登校日には高瀬中学校までの通学便も運行されています。

待合室が設置されています。中には「山形交通」のベンチが現役です。

山交当時からのものなのでしょう。山交バス運転手への言葉や、建築年月日が木の板に書かれていました。

(左:終点から高瀬・山形方向・右:左写真の反対方向)
急な坂が延々と続いています。高沢集落の入口にバス停があり、この先にも道沿いに家々が並びます。

小さな折返場所。
高沢では往路復路の何れかが回送となるため、折返し乗車は不可能です。

大木が目立つ神社がバス停の隣にあります。

高沢に向けて登っていきます。

乗車したのは貸切カラーのローザ。高瀬線は山交バスに委託されており、この車両が専用車となっています。運賃は高瀬・楯山地区、(山形)市街地地区それぞれの範囲で乗降した場合は200円、跨いた場合は300円となります。
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高瀬地区はジブリ映画にもなった「おもひでぽろぽろ」の舞台。作中では山交時代の高瀬線も描かれています。
山形駅前を出たバスは市役所を経て東北中央病院へ。東北中央病院では構内に入ります。国道13号線バイパス沿いの鈴川ことぶき荘を経由。温泉施設があり、ここでの乗降もそれなりにあるよう。風間を過ぎて楯山、高瀬へと向かいます。団地の前にある大森住宅前での数人が降車し、車内はガラガラに。駅とは少し離れた高瀬駅前から狭い道を抜けて行きます。広いバイパスが整備されていますが、下蔦の木の集落を抜けていきます。蔦の木十字路の手前に出るとバイパスを戻り、切畑へ。Z字のような独特の運行経路で平水石に。ここからは延々坂を登っていきます。平水石公民館前ではヘアピンカーブを描き、村山高瀬川の谷を遡り、5分ほどで終点の高沢です。私を降ろすと、バスはすぐに回送して行きました。[19/08]

○周辺地図

2019年8月15日訪問
2019年9月9日公開

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