秋田中央交通
たからがわかみちょう
宝川上丁
秋田駅西口から22分、秋田市下北手宝川にある終点です。
秋田駅東側の下北手地区、協和方面への抜け道となっている県道62号線上にバス停があります。到着したバスは少し先の折返場所へと回送されていきます。

バス停ポールと折返場所の看板。
何年か前に板が外れ、取り替えられた際に名称部分の地色が黄色になっています。駐車禁止の看板はバス停流用の新しいものになっていました。

(左:バス停から秋田駅方向・右:バス停から協和方向)
2車線に歩道のある県道62号線上にバス停があります。県道は国道13号線を避け、協和方面や角館方面へ向かう抜け道となっており、非常に交通量は多くなっています。

狭い折返場所が設けられています。
県道の拡幅で狭まったのでしょうか、中型車でも2度ほど切り替えして方向を変えます。

バス停奥に折返場所があり、バスの姿が見えます。

(左:2019年9月訪問時の車両方・右:運賃表)
乗車したのは小田急エルガミオ。一般的な車両です。運賃は始発の大川反車庫から610円、秋田駅西口から440円でした。
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廃止の報で久々の下北手線。平日土日祝日共に2往復の運行ですが、平日は県庁市役所経由、土日祝日は長崎屋経由となり、時刻も大きく異なっています。以前は日中の便を中心に大学病院に乗り入れていましたが、2019年現在では乗り入れなくなり、谷内佐渡付近も旧道からバイパスに経路が変更されています。矢崎付近の狭隘路を抜けて終点の宝川上丁へ。30分ほどの折返し時間、9月とはいえ暑い中汗をかきながらバスを待ったのでした。
行きは広面蓮沼まで、帰りは松崎からと単独区間での乗降はなく、廃止も仕方ないのかもしれません...。[19/09]

2007年3月の宝川上丁。大学病院経由の所要時間は秋田駅前から27分。当時は運用により大型車での運行もありました。狭い折返場所での転回も一苦労でした。

当時のバス停ポールと折返場所の看板。
ポールは中央交通の標準的なもの。折返場所の看板は電柱にくくりつけられていました。

(左:2006年11月訪問時の車両・右:2007年3月訪問時の車両)
2006年11月には自社発注LRでの訪問。赤いシートが懐かしい...。2007年3月には都営7Eでの訪問でした。
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【路線紹介・下北手線】
下北手線は大川反車庫から長崎屋(または県庁市役所)・秋田駅・(大学病院)・谷崎を経由して宝川上丁に向かいます。谷内佐渡上丁から右折。次の松崎の先を左折すれば松崎団地です。下北手線は直進、正面には明桜高校が見えます。明桜高校の手前で左折。谷崎地区は道がだいぶ狭いです。秋田中央ICの入口近くを通り、秋田自動車道をくぐります。終点、宝川上丁はその先しばらく行ったところです。

○周辺地図

2006年11月26日・2007年3月28日・2019年9月8日訪問
2007年4月19日公開
2007年7月11日路線紹介追加
2019年9月19日更新

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