武雄温泉駅から76分(嬉野中学校経由)、東彼杵郡東彼杵町蔵本郷にある終点です。
嬉野温泉から南下し、長崎県に入りJR大村線彼杵駅まで赤いJRバスがやってきます。交通量の多い国道から駅前に入りJR彼杵駅の目の前にバス停が置かれます。到着したバスは駅横の広場で転向し、バス停前で待機し折返し嬉野・武雄方面行きになります。
バス停ポール。
近年に交換されたもので主要停留所で見られるタイプのポールでクジラのイラストがデザインされています。彼杵行きの行き先番号の「3」、主要停留所記号の「I」が組み合わされた記号が上部に記されています。嬉野〜彼杵は毎日7往復と一般的なローカル線よりはやや多いといえるものの、概ね毎時1本以上確保されている武雄〜嬉野と比べるとずいぶん少なくなっています。
あまり目立たないものの駐車禁止の看板がホームとを隔てるフェンスに設置されていました。
(左:終点から嬉野温泉方向・右:左写真の反対方向)
国道205号から分岐し、駅前までは150mほどです。この区間は県道136号線に指定されています。生活感ある住宅が続く駅前通りとなっています。
駅付近がやや高くなっていますが行き止まりではなくこの先へ町道が続いています。彼杵駅には東彼杵町営バスも乗り入れますが駅前にバス停はなく、少し離れた三島眼科医院の前に彼杵駅前のバス停が置かれています。
バスは駅横の広場で転回しバス停前につけて待機となります。出発の概ね5分前にドアを開けるようです。
JR彼杵駅。20年ほど前に建て替えられたようですが、昔ながらの建屋の形状が嬉しいですね。現在では無人駅となっています。
行き先番号を含めた方向幕は途中途中で切り替わるよう。終点到着時にはクジラマークの入ったシンプルなものになっていました。
(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのはニモカフェレットの描かれたラッピングバス。運賃は始発の武雄温泉から1,140円でした。
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いつかは乗りたかった嬉野線。朝の嬉野行きは駅前からは1人だけを乗せさみしい出発かと思いきや次の武雄中央公園前から数人乗せ一定の利用があることを感じさせます。嬉野中学校は夏休みながら登校日だったようですがバスの利用はなく。嬉野温泉を過ぎてもなんだかんだ利用があり。帰りの便では東彼杵町内からゆめタウン武雄までの利用もあり、利用者に関係なくとも行政の境はなかなか厳しいものだな、と感じてしまいました。[25/08]
○周辺地図
2025年8月21日訪問
2025年9月17日公開
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