但沼車庫前から20分、静岡市清水区宍原にある終点です。
国道52号線を走り、新東名の新清水ICを過ぎた宍原地区に終点があります。 路線のルートはループ状ですが、待機するためのスペースが設けられており、 発車までしばらく待機します。


バス停ポール。
停留所名の表示はパウチされたものが貼られていました。


(左:終点から但沼方向・右:終点から山梨県方向)
バスは右写真側からきて、左写真の方向に向かいます。往路は宍原地区で国道52号線を経由し、宍原地区の街中には入りませんが、復路は宍原の街中を通ることになります。
バス停のすぐ隣には鹿田神社があります。


バスが待機する反転地には3台ほどのスペースが。
かつては屋根がかかった「車庫」らしいものだったそうです。 夜間には1台が格納されます。


バス停に残る路線図。山の手線となっていますが、これは他の系統が昭和62年から開始なのに対して、この宍原系統の自主運行バス化が平成11年からのため。
他の系統のバス停には逆に宍原系統の案内がなかったりします。


復路は宍原の集落内を走ります。
この辺りは駿河と甲斐を結ぶ最短コースの古道である身延道の宍原宿と言われる場所です。 身延道は現在の国道52号線とほぼ一致しています。


(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのはKC−LR。自主運行バスはこの車種がメインです。 運賃は但沼車庫から410円でした。

-----

両河内線2系統目の乗車となったのはこの宍原系統。
三保山の手線からの乗り継ぎ客数名を乗せたバスは但沼車庫を出ると、バスは一旦興津方向へ。この途中には但沼バス停もありますが、この系統は停車しません。 但沼交差点を左折。ここで三保山の手と別れます。この先は国道52号線。交通量は多いですが、昔からの国道らしい道を進みます。途中には土砂崩れのため片側通行の区間も、10月の台風18号での災害のようです。 間もなく新東名の高架が見えて来ると富士見峠。峠とは言え、新清水ICや工業団地があり、峠としての雰囲気はありません。 下ると宍原地区。小学校の前で集落内へ入る旧道が分岐していますが、往路はそのまま国道52号線を通ります。宍原バス停で最後の乗客が降車。集落を避けるような国道を走り、 反対側の旧道分岐を左折。少し走ると終点の宍原車庫前です。帰りは集落内を通り、但沼へと向かいます。[14/12]


○周辺地図


2014年12月27日訪問

2015年4月5日公開

バスの終点へ戻る
トップへ戻る