=2023年3月31日路線廃止=
(予約型タクシーに移行)
下北交通
しりや
尻 屋
むつバスターミナルから45分(東入口経由)、下北郡東通村大字尻屋にある終点です。
尻屋崎灯台で知られる尻屋の集落はその灯台よりも南側に位置し、鉱山の社宅などを通り過ぎた、尻屋集落の入口に終点があります。 広い折返し場所が設けられており、到着したバスはしばし待機して折返します。 夏期に限り尻屋崎が終点となっており、その際もここで転回した後に尻屋崎に向かいます。

バス停ポール。
終点では古いポールと並べる何かが下北交通にはあるのでしょうか。 本数は平日と土曜日は尻屋行き4本、むつ行き3本、日曜祝日は2往復と、あまり多くありません。

(左:終点からむつ方向・右:左写真の反対方向)
尻屋の集落の入口にあり、多くの家々はここよりも奥に位置しています。 尻屋漁港へまっすぐ向かう県道から旧道に入ってすぐのところにバス停があります。

待機中のバス。この日の初便のため、まだ轍もない折返場所に突っ込んでいます。

バスは5分ほどで折返していきます。

(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは箱根登山のMK。運賃は始発のむつバスターミナルから1,330円でした。
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一応は幹線の体を保っていますが……。下北半島独特の荒涼とした風景の中を走っていきます。海沿いの小さな集落に立ち寄ったり、鬱蒼とした林の中を抜けていくと、鉱山の積み出し施設が目に入ります。石灰やセメントの工場となっていますが、セメントは今年3月で撤退のよう……。この北の果てのような場所にこんな施設が……。僻地ゆえしっかりと社宅もあり。その社宅を右目にみて終点の尻屋へ。最近は観光客のマナーが悪いせいで寒立馬の放牧もしなくなった……というような話を伺いながら復路のバスに揺られるのでした。[2023/01]

○周辺地図

2023年1月8日訪問
2023年3月24日公開
尻屋線は2023年3月31日をもって廃止となりました。
4月1日より、東通村予約型タクシー尻屋便(尻屋観光運行)がむつバスターミナル〜尻屋を運行します。

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