福島交通
しおざわおんせんしゅうてん
塩沢温泉終点
二本松市役所前から45分、二本松市塩沢にある終点です。
県道354号線の終点付近、一方通行の区間内にバス停があります。 一方通行区間のため到着したバスはその場で待機し、一方通行を抜けるような形で折返しとなります。
以前は1つ先の塩沢温泉が終起点となっていましたが、道路狭隘のため、待機場所確保のため少し手前にこのバス停を新設、それ以来終起点はこちらに移り、塩沢温泉バス停は復路のみ停車となっています。

バス停ポール。
ポールは低く、丸板は新しいもの。

バスは左写真の方向から右写真の方向に抜けます。
左写真側には塩沢スキー場、右写真側には塩沢温泉バス停がありますが、どちらもバス停からは見えず、本当に何もないように見えます。 冬のスキーシーズンのためか、車は時折通っていました。

待機中のバス。
道が広い箇所、といっても雪によって狭まっています。

車内から撮影した元々の終点、塩沢温泉。
右手には塩沢温泉湯川荘の建物がありますが、既に閉館しているとのこと。

(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは自社発注のMK。前後扉では末期になるのでしょうか。運賃表や放送では「塩沢温泉終点」の案内はなく、従来からの「塩沢温泉」だけ。運賃は二本松市内の上限運賃適用のため500円でした。
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二本松市役所で待っていると雪もないのにチェーンの音を響かせながら回送でバスがやってきました。 市役所を発着するのはこの塩沢線とその区間便にあたる鉄扇橋線だけ。休日ということもあり、市役所からの乗車は自分以外なく。 市街地を抜ける辺りで1人が乗ってきました。東北自動車道をくぐるとだんだんと山の風景に。サファリーパーク前という放送が聞こえ、東北サファリパークがこんなところなのかと驚き。1人の乗客がここで降りてさらに驚き。だんだん辺りの景色が白くなってきて、終点は路面まで真っ白。「このためにチェーン巻いてるんだ」と乗務員さん。帰るスキー客の車を眺めているといつの間にか発車時間になっていました。[16/1]

○周辺地図

2016年1月31日訪問
2016年4月21日公開

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