千歳公園待合所から37分、東村山郡山辺町大字要害にある終点です。
山辺町と山形市の丁度境、住宅の密集する集落内に終点があります。 降車は集落に入る手前に設置されたバス停で扱い、折返場所では山形方面への乗車のみ扱います。


バス停ポール。
折返場所に設置されているもので、山辺町コミュニティバスのポールも併せて設置されています。


折返場所には「山形交通」のまま残る、駐車禁止の看板が2枚設置されていました。


(左:終点から山形方向・右:終点から西滝の平方向)
集落内の狭い道は県道49号線。意外と交通量は多く、譲り合いながら通行していました。 更に先に向かう西滝の平行きの便も運行されていますが、平日の朝晩に片運行のため乗車はなかなか難しそうです。以前は畑谷行きでしたが、一部短縮されています。
この県道を挟んで、折返場所がある側が山辺町、その向かい側が山形市となっています。


折返場所。
狭いながらもきちんとしたスペースが確保されています。


こちらは西滝の平行きと下原発着便の降車用のバス停。折返場所とは100mほど離れています。
すぐ脇の歴史がありそうな建物には、「山形交通バス待合所」や「山形交通観光バス連絡所」などの看板が残っていました。
この建物の向かいや周辺には池のようなものが多くあり、気になっていましたが、調べてみるとどうも養鯉場のよう。この辺りには養鯉場が多く、山辺町のお祭りごとには「鯉の甘煮」が欠かせないんだそうです。


(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのはちょっと短いエルガミオ。運賃表は名物の三角表ではなく液晶のものでした。 始発の千歳公園待合所からは590円でした。

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山形市内の路線バスはこれが初乗車。
山形駅には入らない下原行き。途中折返しの替所・さわやか荘行きもありますが、休日には折返し乗車出来る便が1往復しかない下原をチョイス。 山形市の中心部を通り抜け、駅西口を経由。しばらく走ると住宅街に。山形中央自動車道をくぐり、須川を渡るとようやく田舎の風景。バイパスも出来ていますが集落内にわざわざ入っていくあたりが何となく気に入って。
行きはほとんどいなかった乗客ですが、帰りはさわやか荘口から先で続々乗車がありました。[14/8]


○周辺地図


2014年8月15日訪問

2014年11月12日公開

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