下北交通
さいしゃこまえ
佐井車庫前
むつバスターミナルから124分、下北郡佐井村大字佐井にある終点です。
最北端大間崎を経由したバスは下北半島を回り込むように進み、佐井村の中心地を抜けた佐井車庫で終点となります。 国道脇に広い駐車スペースと大きな建屋の車庫が設けられており、到着したバスはしばらく待機して折返しのむつ方面行きになります。

バス停ポール。
古いものと並んでいます。多くの便はここが終点となっており、この先磯谷まで向かう便は登校日の夜の1便に過ぎません。

(左:終点から大間、むつ方向・右:終点から磯谷、長後方向)
周辺は海から少し離れた小高い地点となっており、佐井の中心部からは離れており、住宅地となっています。国道338号線はこの先佐井村野平からむつ市脇野沢までの間が冬季通行止めとなっています。

大きな車庫。潮風や風雨に耐え、トタンは錆びてきています。夜間2台が置かれ、2023年1月現在はふそうのトップドアと元国際のワンロマエルガが留置されており、大型バスが必要な需要があることがわかります。
佐井村通院バスは数年前に村に移管されており、役場にローザが置かれていました。

長時間待機する場合もあり、車庫には休憩所も設けられています。 車庫前の敷地も広く、かつては更に多くのバスが置かれていたのでしょう。

下北交通の郵便車も待機中。

海沿いに走ります。

(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは国際エルガ。中型車も多く充当されるようになる中で大型というだけで貴重でしょう。運賃は始発のむつバスターミナルから2,370円、下北駅直行便で2,500円となります。
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長距離を走る佐井線。下北駅からの直通便は約2時間半と、本州のローカルバスにしてはとんでもない所要時間です。大畑駅から先は右手に太平洋を望みながら延々と走っていきます。[2023/01]

○周辺地図

2023年1月7日訪問
2023年3月1日公開

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