2010年10月・土崎地区改変

2010年10月1日、土崎地区での路線新設、および一部便の行き先変更がおこなわれました。
10月3日(日)に土崎に向かい、新たな路線への乗車や方向幕などの調査を行いました。


写真は組合病院にて撮影した、土崎循環線の外回り便です。

この10月から新たに新設された「土崎循環線」は、
土崎・飯島・将軍野を循環する路線で、
外回り便が組合病院発着、内回り便が土崎駅発着で運行されています。

組合病院にて撮影した外回り便時刻表です。

見ての通り停留所の案内図が掲載されていて、
この先どこへ向かうのかわかるようになっています。

外回り線は平日4便、休日3便運行されます。
側面の表示です。

組合病院→サンパーク→土崎駅前→組合病院、
となっていて、そこまで詳しくは載っていません。
サンパーク付近を走行中の外回り線車内から。

車内放送では『土崎循環バス外回り線』と案内されています。
内回りはもちろんその逆です。
ちなみに外回り線が土崎駅前に着いた時、車外放送では、
『組合病院行きです』としか案内しませんが、
内回り線が組合病院に着いた時の車外放送は、
『土崎循環バス内回り線土崎駅前行きです』と放送されていました。
運賃表。

中央交通の他の循環路線と同様、運賃は「上がるだけ」
組合病院→組合病院で420円です。
土崎駅前に移動して、内回り線を撮影。
こちらの内回り線は土崎駅前を終起点として運行されます。
土崎駅の内回り線時刻表。

こちらは平日5便、休日2便となります。
土崎循環線の運行経路が入った時刻表は停車する停留所すべてに掲示されています。
少し見づらいですが側面幕です。
外回り線と変わらない経由地です。
内回り線1周後の運賃表。

なぜか外回り線1周と運賃が異なっています。
経路の差はサンパーク内くらいなのに・・・
この改正では、新国道経由土崎線・寺内県庁経由土崎線の一部便が、土崎駅の発着に変更となっています。
写真の車両は新国道経由土崎線で到着した車両です。

新国道経由土崎線は休日にも土崎駅発着便がありますが、寺内県庁経由は平日のみの運行です。
今回の改正で土崎駅の発着路線は今までの神田土崎線・笹岡経由神田土崎線・組合病院線に加え、
新国道経由土崎線の一部、寺内県庁経由土崎線の一部、土崎循環線内・外回り線と大幅に増加しました。
土崎駅前ロータリーです。
ここから神明社前、土崎駅入口までの拡幅工事の完成が、この路線の乗り入れに繋がったのでしょう。
ちなみにこの区間には新たな停留所は設けられす、土崎駅入口バス停のポールが、1本新設されたのみとなっています。
おまけ。

新国道経由組合病院線や土崎循環線が走行する、飯田街道から組合病院にかけての区間のポールが、中央交通の旧来のものから、市営ポールに似たタイプのものに交換されています。
写真は組合病院のものです。

今回土崎循環線に乗車しましたが、利用者は私のほかに外回り線で1人(飯田街道→組合病院)、内回り線で2人(組合病院→飯田街道・土崎駅)でした。
まだまだ浸透していないというのはあるでしょうが、土崎循環線の経路自体、すべて他の路線とかぶっていますし、それほど必要とされていないのでは?と考えてしまいます。

もっと路線の存在を認知してもらって利用者がこれから増えることを期待しています!


2010年10月3日取材

2010年10月3日公開

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