さようなら新屋案内所旧庁舎

2007年9月10日、老朽化および西部地域市民サービスセンターの建設に伴い、
新屋案内所は移転しました。新屋案内所の建物は旧秋田市交通局時代から使用していたもので、
秋田中央交通に移管後もそのまま使用されていました。
ここでは取り壊し前の建物や、現状についてレポートします。


新屋案内所は旧秋田市交通局南営業所、その後新屋案内所になり、現在は中央交通に移管されています。
南営業所の当時からこの建物は使われてきました。

下浜・浜田・豊岩方面のローカル路線と、 市内中心部へ向かう基幹路線の乗り換え地としても機能しています。

乗り場は3つあり、バスは奥で待機して、
発車時間前に乗り場に入ってきていました。

旧南営業所時代は配置車もありましたが、
案内所になってからは待機だけでした。
中央交通移管直後は秋田営に入りきらない貸切車が置かれていた事もあります。
老朽化や、近接する秋田市新屋支所との関係(?)とかで、
コミュニティセンター的施設も複合したような、
南部地域市民サービスセンターの建設に伴い、
この建物は取り壊され、近接地に仮の案内所が設けられます。
扉上の表示。
待合室内。
奥の扉の先には窓口がありますが、
撮影した日は休日のため、
鍵がかかっており入ることは出来ませんでした。
かつてこの写真で建物右には、給油設備がありました。
跡形もなく撤去されています。
写真の右手に中央交通の車、左手の未舗装の方にはトランスポートの車が停めてあります。
奥の方には局番書かれた壁。
かつてここには同じ局番の車が停められていたんでしょう。
築何年くらいなのかは分かりませんが、
旧交通局庁舎や旧交通局中央営業所(現中央交通臨海営業所)に似た感じの建物です。 おそらく同じ時期の建設なんではないでしょうか。
この撮影の数日後、仮の案内所に移転しました。

取り壊し後

11月17日
すっかり更地になっていました。
奥にトランスポートの車が停まっています。
道路のペイントや、奥の団地などから建物のあった位置が大体つかめると思います。
現在の仮案内所。
旧案内所敷地の奥、新屋駅よりに設けられています。
待合室兼乗車券販売所はプレハブ小屋です。
12月28日
バスの車内からですが、
ボーリングか何かしているのが分かると思います。
敷地は壁で囲われて中が見えない状況になっています。

2007年9月2日・9月6日・11月17日・12月28日取材

2008年1月14日公開

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