秋北タクシー
おおくぼたい
大久保岱

能代バスステーションから71分(能代駅前・組合病院経由)、山本郡八峰町峰浜水沢にある終点です。
能代から八峰町峰浜地区に向かう路線の終点で、集落を抜けたところにバス停が設けられています。 舗装された折返場所が設けられており、到着したバスはそこで転向・待機となります。
ここまで運行されている路線は以前、石川線、大久保岱線と別の路線でしたが、2002年春、秋北バスで大幅な路線廃止が行われた際に統合、石川・大久保岱線として再編され、子会社の秋北タクシーによる運行になっています。


バス停ポール。※カーソルを乗せると2002年の写真を表示します。
年数を経たものでさびが目立ちます。とはいえこのポールに交換されたのは比較的最近のことのようですが・・・


(左:終点から沢目駅前・能代方向・右:左写真の反対方向)
のどかな風景が広がっています。隣の岩子集落には08年まで岩子小学校がありましたが、現在は統合により閉校となっています。この奥に進むと萱葺き住宅の集落として有名な手這坂集落があります。一旦は無人となった集落ですが、その後移住した方がいるようです。


折返場所からの風景。山際にも民家があります。


(左:待合室・右:乗車した車両)
ブロック造りの待合室が設置されています。
乗車したのは一般的なキュービック。2台が専用車となっており、基本的には写真の「か512」が使われるようです。


初めて訪問したのは2001年のこと。
モノコックCLMとこの終点との組み合わせ。


待合室にはフリー区間の看板もありました。今は骨組みだけ残っています。


秋北タクシー移管後の2002年。この時はキュービックLTでの訪問。
LTとMRが専用車として転籍していたようです。

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大久保岱線は平日のみ3往復の運行。能代市内を1周してから北上。 北能代駅付近で国道101号線と別れます。畑谷入口の交差点で大久保岱方面は左折なのですが、一旦石川に立ち寄るため直進。石川地区は長坂台バス停を通りループ状に折り返すルート。石川で終点だった時代もこの経路でした。畑谷入口まで戻り峰浜方面へ。旧峰浜村役場の前を通過すると101号線経由だった岩館線のルートと合流し沢目駅前。下水沢からはフリー乗降区間。バスは山側に向かうのですが途中で広域農道を左折。新たに出来た八峰町役場を経由します。ここでも反対側から岩館線が乗り入れて来ています。 再び戻るのですが結構な距離があります。岩子を過ぎると終点の大久保岱です。[10/12]


○周辺地図


【路線紹介・石川・大久保岱線】(2002年当時)
石川・大久保岱線は能代バスステーションから能代駅・(組合病院)・須田・
畑谷入口・石川・畑谷・沢目駅を経由して大久保岱に向かいます。平日のみ運行です。
能代BSを出ると、一旦、能代駅に向かいます。能代駅ロータリーを一周して、
同じ道を能代BSまで戻ってきます。その後、改めてBSを発車します。
能代橋を渡り、組合病院へ。一部のバスは経由しません。県道143号線を進みます。
国道101号線に合流し、須田。須田の先で右折。県道209号線に入ります。
開拓地的な景色です。畑谷入口では左折が大久保岱方向ですが直進。
大沢ではかつて大信田(おおしだ)行きが分岐していました。石川では、地区内を一周して方向を変えます。
畑谷入口まで戻り、右折。畑谷に着きます。田中付近でJR五能線が寄り添ってきます。
旧峰浜村の中心部を抜け、下水沢からフリーバス区間。しばらく市道を走って終点の大久保岱に着きます。


2001年11月14日・2002年8月1日・2010年12月22訪問

2006年5月21日公開
2007年8月9日路線紹介追加
2015年3月26日更新

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