岩手県交通
おおいし
大 石
上大畑から74分、釜石市唐丹町にある終点です。
リアス式海岸に沿う県道250号線から下り、大石集落の上部にある終点に到着します。バスは築堤の上のスペースに入り、しばし待機となります。

バス停ポールと折返場所の看板。
バス停は一般的な県交通のポールですが、時刻表部分が落ちてしまっています。

(左:バス停から釜石駅方向・右:左写真の反対方向)
平坦な部分のほとんどない大石地区、その入口に近い位置に終点があります。バスが入れるのもこのあたりが限界で、この先は海沿いの漁港までさらに急な下り坂が続きます。

狭い道の脇に折返場所が設けられています。
築堤の上にバス1台分のスペースがあり、奥には簡易トイレもあります。

折返場所の看板は少し離れて、ガードレールに立てかけるように置かれていました。

終点から唐丹湾。

下っていくと津波到達点の案内がありました。

大石漁港には「伊能忠敬海上引縄測量之地」の石碑があります。

大石漁港からは唐丹、小白浜が望めます。

(左:2019年・右:2006年)
大石漁港から大石集落を望む。

荒川集会所〜大石は狭隘区間が続きます。一部改良も進んでいますが、リアス式海岸らしいぐねぐねとした道が続いています。

(左:2019年1月乗車時の車両・右:運賃表)
久しぶりの大石は国際LR。かまいしまるごとコミュニティバスとして運行されており、運賃は始発の上大畑から500円、釜石駅前から300円でした。
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久々の大石行き。一部のダイヤが土日祝日運休のため、往復乗れるのは平日だけになっています。上大畑から市街地を抜けて上平田へ。平田第六仮設を過ぎ、長いトンネルを抜けて小白浜へ。左に唐丹駅を見て再びトンネルを抜けると荒川。以前はここで終点の便もありましたが荒川集会所まで延伸されています。その荒川集会所へは川沿いに遡り何もない山間で折返します。荒川付近まで戻って大石へ。家もなく海も殆ど見えない林の中を大石へと向かいます。[19/01]

2006年の大石。土日ダイヤでも往復出来ていました。

バス停ポールと折返場所の看板。
丸板の下側が「のりば」になっているタイプのものでした。すぐに折れてしまうので交換が進んだようです。横にある交通安全運動の標識は季節がはめ込み式になっていますが、現在はありません。年代物の駐車禁止の看板。当時はポールに取り付けられていました。

この時はまだ簡易トイレはありません。築堤の上に折返場所が設けられています。

大石漁港から唐丹を望む...。

【路線紹介・小白浜線】※2006年7月当時のものです。
小白浜線は上大畑から釜石駅・大平バイパス・平田・荒川を経由して大石に向かいます。 釜石の市街地、市役所前の先で右折し、釜鉄埠頭。頭上を国道45号線釜石バイパスが走っていたりします。 高架橋が降りてきて、国道45号線と合流。T字路に突き当たって、左折。 しばらく行くと、左手海側には釜石大観音。んで平田の埋立地も見えます。 だんだん山の中入って行って、石塚トンネル。長い。抜けると路線名の小白浜。 んまぁ、唐丹なんですが。唐丹駅を過ぎ、トンネルくぐって荒川。一部はここが終点。 国道を離れ、県道250号線。国道45号の旧道ともいえる道です。狭い。 狭い。カーブ。アップダウン。海沿いなのに海が見えない。対向車が怖い。 延々そんな道を走ります。途中に停留所は無し。人住んでないから。フリーバスでも無い。人住んでいないから。 いい加減疲れてきた頃、「岩手県南バス大石停留所」だかって言う待合室が立ってます。 この手前から左折。バンバン下っていきます。大石集落の上のほうに終点の大石があります。

○周辺地図

2006年7月29日・2019年1月4日訪問
2006年8月12日公開
2007年8月10日路線紹介追加
2019年3月25日更新

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