岩手県北自動車
りくちゅうのだえきまえ
陸中野田駅前
久慈駅前から69分、九戸郡野田村大字野田にある終点です。
小袖海岸の景勝地を回ってきたバスは、三陸鉄道の築堤をくぐり、国道に出ると間もなく終点の陸中野田駅に到着します。 三陸鉄道陸中野田駅前にバス停があり、一方通行のロータリー内を通り抜けるように走ります。到着したバスは久慈営業所へと回送されていきます。

バス停ポール。
久慈市民バス用のポールで、JRのポールを再利用したものです。横には野田村営バスのポールが並びます。

(左:終点から久慈方向・右:左写真の反対方向)
目の前の道は国道45号であり、並行して三陸道が開通していますが交通量は非常に多くなっています。 本来久慈方向は右写真方向であり、以前は宇部回りのルートが運行されていました。2011年までの久慈海岸線は循環運行であり、宇部先回り、小袖先回りとそれぞれの運行がありました。

到着したバス。駅正面すぐにバス停があります。そもそもは国鉄→JRバスでありその名残もあるのでしょう。

陸中野田駅。道の駅のだや観光物産館も同居しており、昼間はにぎやかです。

みちのく潮風トレイルの案内板。

駅舎から少し離れて、JRバスのポールが残っていました。観光地向けで使用された木製のものです。

海沿いの狭隘区間を走ります。以前に比べ随分改良されている印象ですが……。以前の「あまちゃん」ブームや夏期には小袖地域の一方通行規制などもあったようですが、今は落ち着いているようです。それでも久慈〜小袖間に臨時バスの運行があります。

(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのはエルガミオ。割と狭い区間も多いですが、JR時代から長らく中型車で走っています。運賃は上限運賃であり、始発の久慈駅から500円です。
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循環運行がなくなり、現在は折返し乗車も不能な久慈海岸線。まぁ終点側が駅なのでどうにでもなりそうですが……。久慈市内を回り、乗客を拾います。あの頃ほどではないですが、乗客はやはり多く、久慈市内の需要を感じます。大尻上の高台を経由し、小袖海岸へ。崖っぷちを走る道は変わりませんが、やはり震災後に随分改修されたのでしょう。とはいえ狭い区間が続きます。小袖海岸を過ぎると山の上へと登っていき、久慈浜までは高台を走ります。久慈浜の防波堤は随分高くなったなぁと感じ。戻っていき野田港へ。三鉄の下をくぐると終点の陸中野田駅。バスは久慈へと回送していきます。[2024/01]

○周辺地図

2024年1月27日訪問
2024年5月14日公開

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