=2021年3月31日路線廃止=
(予約式乗合タクシーに移行)
岩手県交通
にのだい
二 ノ 台
水沢駅通りから31分、奥州市胆沢小山にある終点です。
路線名の由来である小山地区の高橋を過ぎ、田園地帯の中にある小さな集落でバスは終点となります。バスは三叉路の間にある待機場所で折り返します。

バス停ポール。
岩手県交通の一般的なポールです。

折返場所の看板はポールタイプで2本設置されていました。

(左:終点から水沢方向・右:左写真の反対方向)
2車線の道が続いています。反対方向へ向かうと馬留線愛宕近くに抜けることが出来るようです。すぐ近くには鶴供養フラワー公園があります。

二股に分かれる道の間に待機場所があり、ぐるっと一周して折返せるようになっています。

バス停の脇には待合所もありますが、スクール用のもので、「スクールバス鶴供養停留所」の扁額が掲らげれています。二ノ台は「鶴供養」とも言われており、由来は大昔、腕のいい猟人が撃ってはいけないと言われていた鶴を撃ち取ってしまったところ、家族が原因不明の病に倒れ、占ってもらうと鶴の祟りだと言われます。そこで鶴供養の法要をおこなったところ、家族全員が快方に向かったということです。そこで浄財を出し合って鶴供養の石碑を建てたところから来ています。

待機中のバス。

多くの石碑や案内板が立ちます。前記した鶴供養の碑(現在の碑は昭和末期に建立されたもの)や蘆名堰の案内板等があります。

土地改良の石碑と蘆名堰跡の案内板。ちなみに葦名堰は隣接する衣川区の北股川からこの二ノ台への水路とのこと。当時の衣川の領主・葦名氏が建設したため、「葦名堰」と呼ばれているよう。

(左:2019年訪問時の車両・右:運賃表)
乗車したのは国際エルガ。こういう車になりました。運賃は始発の水沢駅通りから630円でした。

2011年が初めての訪問。当時から平日のみの運行でした。

○周辺地図

2011年6月6日・2019年8月21日訪問
2011年12月29日公開
2022年4月6日更新
小山線は2021年3月31日をもって道場〜二の台が廃止となりました。
翌4月1日より予約型乗合タクシー「胆沢ふれあいタクシー」小山地区(奥州いさわタクシー運行)が地域内を運行します。

バスの終点へ戻る
トップへ戻る