千厩病院から33分、一関市千厩町磐清水にある終点です。
山間の小さな集落にバスがやってきます。一つ手前の関上からここまでは町営バスになってから延伸された区間という事もあってか、特に回転地などはありません。到着したバスはバス停の先の丁字路にて折返し待機します。
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バス停ポール。
運行開始時期の違いによって数種類あるポールですが、磐清水線のものは「馬」をかたどった独特のポールです。旧千厩町は名馬の産地なので、町営バスのポールにも採用したのでしょう。
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(左:終点から千厩方向・右:左写真の反対方向)
山間に水田とわずかな民家が見られるだけの中上地区。
路線のルートがコの字状になっているため、反対方向へ向かうと、途中で通る小峠入口の近くに出ることができるようです。
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折返しは丁字路にて。他の車が来ることもないのか、発車までの数分このまま待機します。
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のどかな集落。通過する車もほとんどありませんでした。
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元々の終点、関上。
1983年(昭和58年)の代替運行開始時にはここが終点でした。県交通時代もここが終点だったのでしょうか。現在の終点中上へ延長されたのは1986年(昭和61年)のことです。
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元々は県交通の路線という事もあり、比較的広い道を走りますが、終点付近や磐清水付近には少し狭い区間もあります。
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(左:乗車した車・右:運賃表)
磐清水線に使われていたのは一見スクールバスっぽいLR。実際スクールバスとしても活用されているようで、磐清水地区から千厩中学校への中学生の利用があるよう。
始発の千厩中学校からは430円でした。
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昼の便に乗車。始発の千厩中学校へ向かうとバス停は校門前に。さすがに校内だったらどうしようかと思ってましたが。役場の車庫からやってくるらしいバスは校内に入り方向転換してバス停に到着。学校から出てきた中学生と共に乗車。休日のため数名でしたが、平日にはスクールバスとして30人くらいの利用があるとのこと。バスは山間の磐清水地区へ。かつての終点、関上まで乗車があり、狭くなった道を少し走ると終点の中上。のんびり待機し、折り返します。[13年1月]
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