=2015年3月31日路線廃止=
(大仙市コミュニティバスに移行)
羽後交通
ながしだしゃこまえ
長信田車庫前

大曲バスターミナルから49分、大仙市太田町東今泉にある終点です。
長信田の集落を過ぎると、左手にいずみの里敬愛館があり、その前が終点の長信田車庫前です。かつてはこの先川口・永代方面へ路線がありましたが、現在は廃止され羽後交通の定期路線はここまでになっています。


バス停ポール。
少し前までは待合室もあったのですが、水田の基盤整備に伴い撤去されバス停も少々移動しています。


左が2012年、右が2014年。
丁度待合室があった場所から水田方向に作業道が出来ています。


(左:バス停から砂溜・大曲方向・右:バス停から川口・千屋方向)
長信田の集落を抜け、次の集落の手前といったようなところが終点。 バス停の先に集落には、かつては一本木バス停がありましたが、路線短縮により廃止になっています。千屋線の終点の川口までは約2kmほどです。


折返場所。
車庫が設けられており、長信田線の折返場所として使われているほか、 夜間には駐在の車両が停泊します。車庫内に在勤乗務員さんの自家用車が停められているため、わずかに後部を車庫に入れた程度の位置に停車します。


羽後交通の車庫は、どこも年季が入っています。
この長信田の車庫はいつごろ建てられたのでしょうか?


(左:いずみの里敬愛館・右:八幡神社)
「いずみの里敬愛館」と名前が付いていますが、実際は公民館のようです。 車庫の裏手、林に囲まれた一角には八幡神社があります。


冬の仙北平野。旧太田町中心の横沢地区を望みます。
広がる水田は、冬には広大な雪原に変わります。


上の写真とほぼ同じ場所の春と秋。


運賃表。
大曲バスターミナルからは890円です。右は運賃改定前のもの。当時は870円でした。


羽後交通での最後の訪問は2015年3月。乗車したのは元南海バスのRN。4月からのコミュニティバス移行を前に、既に各線にはコミュニティバス用の車両が優先的に充当されていたようです。


長信田への最初の訪問は2011年の2月。
乗車したのは元臨港バスのLVキュービックでした。 その前にも永代行きや新田経由奥羽山荘行きで通ってはいたのですが、 車庫の存在には気づかなかったのでした・・・


2012年7月の訪問で乗車したのは元都営バスのいすゞ+5E(P-LV314K)。この型も既に少なくなっていました。 翌年夏には引退を迎えてしまいました。


折角の5Eでの訪問、ついつい写真も撮りすぎてしまいました。


2014年6月の訪問は大曲営業所に貸し出されていた元都営バスのキュービック「か288」。同年式の7E架装車は複数台いるものの、純正車体はこの1台だけです。 ふとやってきたので乗車しました。


「砂溜経由大曲」の文字もいいですね。


2014年9月の訪問は大曲営業所最後の5E、「か209」。この長信田訪問が最後の乗車となりました。2015年1月には車体故障のため引退しています。


長信田車庫と「か209」。


☆おまけ−車庫にバスが泊っている風景
早朝の長信田車庫。2台のバスが泊っています。長信田線のほか、近隣の川口を終点とする千屋線のバスも回送してこの場所に停めています。手前の車両が千屋線、奥の車両が長信田線それぞれの始発となります。長年MRとRMの組み合わせ(写真左)でしたが、長信田線のコミュニティバス化直前の15年3月には長信田線側がキュービックという風景を見ることができました。


○周辺地図


2011年2月26日・2012年7月8日・2014年6月14日・9月15日訪問

2011年4月9日公開
2013年2月22日更新
2015年4月6日更新

長信田線は2015年3月31日の運行をもって廃止となりました。
4月1日からは大仙市コミュニティバス長信田線(羽後交通受託)が大曲バスターミナル〜横沢車庫前・長信田車庫前を運行します。

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