須賀川駅前から49分（矢田野経由）、須賀川市長沼にある終点です。
長沼地区の中心部を抜け、まとまった集落の外れに位置しているのが長沼車庫です。到着したバスは複数台の駐車する車庫内に入り、待機となります。須賀川駅からの2系統のほか、郡山駅からの路線、更にここを起終点とする勢至堂線が発着します。

バス停ポール。
少し離れた待合室の前には須賀川・郡山方面のポール、車庫内には到着用と勢至堂行きのポールが設置されています。須賀川方面の平日午後からの便がほとんどないのは、長沼高校の下校用に長沼高校発車になるためで、同じく平日朝の長沼方面は長沼高校行きになり、長沼車庫との間を回送しています。
勢至堂線は平日朝に長沼車庫行き、平日夕に勢至堂上行きの1本が運行されるのみとなっています。

終点から勢至堂方向。
長沼地区の外れに位置しており、民家が続くのもここまでになります。

長沼車庫。休憩室もあるもので、台数もかなり多いものです。 かつては各終点などに置かれた駐在を集約したとのことで、長沼や天栄村方面の車両はここに集められています。なお須賀川管内の出先車庫はここ以外には天栄村の奥地に位置する湯本に置かれているだけとなっています。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
乗車したのは関東バスのMK。須賀川ではこの手によく当たるので困ってしまいます...。運賃は始発の須賀川駅前から920円でした。