羽後交通
ふもとばし
梺 橋

湯沢営業所から34分(文化会館経由)、雄勝郡羽後町西馬音内掘回にある終点です。
元西小学校行きのバスは元西小学校前の少し先のこの梺橋まで運行されています。西蔵寺の前にバス停が設けられており、毎時1本ほどのバスがやってきます。
以前は仙道・田代方面の路線が経由しており、元西小学校行きは元西小学校前までの運行となっていましたが、仙道方面の久保までを残して廃止となった2008年から元西小学校発着の便が梺橋まで延伸されています。2010年に梺橋以遠が廃止となり、その後は最奥の終点となりました。


バス停ポール。
行き先の部分は2度訂正されています。1番上の シール剥ぐと「久保」か「上仙道」、その下には、少し見えている「上到米」のほか、「軽井沢」などの文字があったのでしょう。


(左:バス停から湯沢方向・右:右写真の反対方向)
西馬音内川沿いに道が延びています。右写真奥が七曲峠方向、 バスの停まっている辺りを左折すると橋を渡り、真坂峠方向です。 「梺橋」というバス停名はその橋の名前から来ています。住所的には寺脇、というそう。


折返場所。
丁字路で方向を変え、道路の端でそのまま待機となります。


(左:折返場所から湯沢方向・右:右写真の反対方向)
バス停からは100m少々でしょうか。丁度折返場所は七曲峠への入口。ここを登って田代・軽井沢へ行っていたのはもう昔の話です。


対岸の県道は多くの車が行き交っていますが、こちらは時折通り過ぎる程度。 ここでバスが折返すようになるなんて・・・ あの頃は考えもしませんでした。


(左:西蔵寺・右:金剛童子線刻像)
バス停前には西蔵寺、折返場所にはその西蔵寺が保有する金剛童子線刻像があります。秋田県の有形文化財になっています。


運賃表。左が湯沢営業所からのもので右が雄勝中央病院からのもの。
湯沢営業所からのものは清水町・トロ橋の文字もありますが、トロ橋経由は羽後高校経由のため別に運賃表が用意されています。湯沢営業所からは620円です。


15年4月の梺橋は元都営RJ「か135」にて。かつて上到米へ2度この車両で訪れたことがあり、羽後町方面では久々の乗車となりました。 運賃は620円。運賃表は各経路共通のものが使われています。

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昼過ぎの元西行き。ほんの数人を乗せて湯沢営業所を発車。表町で1人拾って羽後町方面へ。バイパスをほとんど通らない経路となっています。杉の宮で1人降ろして羽後町中心部へ。橋場・北都銀行角で1人ずつ降ろすと車内は私だけに。春の昼下がりに終点梺橋に着いたのでした。[15/4]


(左:12年3月訪問時・右:13年3月訪問時)
初めてやってきた12年3月訪問時の梺橋。雪がしんしんと降り積もっていました。
翌年も3月に梺橋へ。雪の量の違いがわかりますね。


13年5月の訪問は元都営バスの5Eでした。 既に同型車は2台でしたが、どちらも湯沢営業所に配置となっており、比較的乗車しやすかったです。

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仙道・田代まで路線があった当時、トロ橋経由、文化会館経由は大体半分くらいずつでした。路線廃止や大幅な減便が行われた結果、トロ橋経由は湯沢市シャトルバス「ゆうとぴあ号」に統合され、朝夕の合わせて1往復を残すだけとなっています。 13年5月の訪問時は朝のトロ橋経由に乗車。土曜日と言うこともあり車内は貸切状態で羽後町へ。乗車券窓口があった「羽後交通発売所前」も窓口業務がなくなり「橋場」へ名前を変えています。1往復だけのトロ橋経由は羽後高校経由も兼ねており、桜井町から通常は右折する交差点を直進。羽後高校の敷地内に入ります。同じ経路を少々戻って、今度は元西へ。元西小学校付近から左手には西馬音内川。1分ほど走ると終点の梺橋に到着です。帰りは梺橋からも乗車があり、湯沢へも数人の利用がありました。[13/5]


2014年には2回訪問。どちらも都営の5E「か78」。 最後の都営5Eですが活躍を続けています。


○周辺地図


2012年3月12日・2013年3月9日・5月11日・2014年6月14日・8月2日・2015年4月18日訪問

2014年1月23日公開
2015年4月30日更新

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