西鹿島駅から96分、浜松市天竜区水窪町奥領家にある終点です。
西鹿島から天竜区の奥地・水窪まで運行される北遠本線の終点です。 国道152号線秋葉街道沿いに車庫があり、到着したバスはしばらく待機して折返します。
かつての国鉄バスからの引き継ぎ路線で、終点の水窪町も水窪派出所として拠点が置かれ、本線以外にもいくつかの支線を運行していました。施設はそのまま水窪ふれあいバスの車庫となっており、遠鉄バスはその施設の一部を借りる形で折返しや駐泊に使用しています。

バス停ポールと折返場所の看板。
だるまポールとなっていました。隣接する水窪ふれあいバスのポールは小畑となっていました。水窪町名義の駐車禁止の古びた看板が置かれていました。

（左：終点から西鹿島駅方向・右：左写真の反対方向）
水窪の中心部から少し外れた、国道沿いにバス停があります。ほぼ行き止まりの国道のためか交通量は少なめでした。

屋根付きの車庫も残っていますが、ふれあいバスの車庫として使用されています。
遠鉄バスは駐泊もあり、基本的に現地出退勤となっているそうですが、地元の乗務員さんがいない場合は2時間近くかけて天竜方面からやってきたり、近隣の宿泊施設に宿泊したりすることもあるそうです。

国鉄バスの頃からの詰め所もありますが、主に自治体関係で使用しているようでした。

しばらく待機して西鹿島行きとなりました。

（左：乗車した車両・右：運賃表）
乗車したのはエルガミオ。主にHRが使用されていた北遠本線ですが、秋葉線おいだいら系統の廃止後は中型車での運行も増えたようです。運賃は上限運賃となっており、始発の西鹿島駅から690円でした。