=2015年3月31日折返便廃止=
羽後交通
みなみちょう
みなみ町

横手バスターミナルから36分、大曲バスターミナルから25分、大仙市角間川町にある終点です。
住宅や福祉施設が建つ、角間川の中心地から少々南へ外れたところにバス停があります。
バス停の先に折返し場所があり、平日・土曜日のみ2本ずつ、横手からと大曲からの便が折り返します。


バス停ポールと折返場所の看板。
バス停ポールはもしかしたら、ここにバスが来た当時から使われているのかもしれません。 横手からの便がここを終点としたのは1998年から。その前は手前の二本杉までの運行でした。大曲からの便も同年からこの先の角間川温泉まで運行、2008年には横手からの便も角間川温泉までの運行となり、みなみ町は終点としての役割を一旦失います。 角間川温泉旅館角水の廃業に伴って終点がここに移ったのは2010年からです。


(左:終点から角間川中心部方向・右:終点から旧角間川温泉方向)
大曲・造山線があった頃は、みなみ町系統の独自区間は左写真で見える範囲の直線区間だけ。
現在は角間川中上町付近から分岐して、ここまでがみなみ町系統の独自区間になっています。
また右写真の突き当りには、大曲からの便が終点とする角間川温泉のバス停がありました。


折返場所。奥に細長い待機場所のため、バスはバックで入ります。
現在のダイヤでは、横手・大曲双方からの車がほぼ同じ時間帯に到着・発車するため、 ここにバスで来ると、2台が停まっている状態を見ることなります。


水田のど真ん中を突っ切るのが秋田自動車道。正面に見える山は鳥海山でしょうか。 写真右端の自動車屋のあたりには、高速バスの角間川バスストップがあります。


左右に横切る道は角間川線の本線。写真右側には角間川新道バス停があります。
中央の道をほんの少し行くとみなみ町バス停。写真手前側が旧角間川温泉。
本線から少し離れただけのバス停ですが、実際には横手から来たバスは大曲方向へ進み、 角間川市街地を経由して、みなみ町へ到着します。
横手からこの辺まで来るのなら、角間川新道で降りたほうがいいですね。
※カーソルを乗せると、説明が表示されます。


2014年4月からみなみ町発着の便は平日のみ運行となり土日祝日の運行は無くなりました。写真は14年7月の乗車会の際に立ち寄った時のもの。いつの間にかポールが交換されていました。


(左:狭隘区間で退避中・右:通しの角間川線)
狭隘区間・・・というのは少ないですが、角間川市街地にはクランクもあり、 対向車に気を使いながら、直角カーブを曲がっていくような光景も見られます。
みなみ町に入らない、横手〜大曲の角間川線は、六郷経由と間違わないように、 幕に「角間川経由」の文字が入ります。


(左:横手から運賃表・右:大曲から運賃表)
2014年3月までの運賃表。横手から720円、大曲から490円でした。


路線バスに乗って最後に訪れたのは2013年の11月。この日はRJ「か135」。 便数の少ないこの路線にこの車両で訪れることが出来たのは幸運でした。


最初の訪問は2012年2月。横手から小田急5E・「か98」でやってきました。 大曲まで乗り継ぎで乗車。大曲行きは8Eでした。


2回目の訪問は同年の4月。臨港のキュービック「か458」。「角間川温泉」の行き先を・・・と思い乗車したのでした。


1年ほど空けて3回目の訪問は2013年6月。「い899」は都営5Eとしては最後まで残ったS代車。この訪問の2ヶ月後には引退してしまいました。


=おまけ=

角間川温泉の回転地跡。そのまま残っていました。
みなみ町バス停からは数100mの距離です。


97年4月改正の時刻表。大曲からの角間川線です。
当時はこんなに本数があったんですね。角間川の終点も二本杉になっています。


98年4月改正の時刻表。こちらも大曲からの角間川線です。
この改正で大曲からの便が角間川温泉、横手からの便がみなみ町終点になっています。


○周辺地図


2012年2月17日・4月21日・2013年6月15日・11月30日訪問

2012年5月23日公開
2015年4月1日更新

角間川線みなみ町折返便は2015年3月31日をもって廃止となりました。

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