大館駅前から44分(真中線)、大館市下川原にある終点です。
大館市立南小学校の校門の前にバス停が設けられています。大館市コミュニティバス「さわやかみなみ号」の真中線・二井田線の両路線が乗り入れ、真中線はここが終点となります。校門前が広くなっているため、バスはそこで折返します。


バス停ポール。
専用のポールが使われていますが、バス停名はシールで貼られていました・・・


(左:終点から船場・大館方向・右:終点から本宮方向)
数路線の廃止代替、かつスクールバスも兼ねているため運行系統は独特。 真中線は赤石・板沢・本宮と回るため左写真の方向からやってきますが、 大館へは二井田線の経路である右写真の方向が近く、真中線の半分ほどの時間で到着できます。周辺は南小学校のほか、自動車販売店や数件の民家がある程度です。


写真右側が校門。その前の敷地をバスの折返しに使っています。 真中線の場合は待機時間があるためバス停の前に着けますが、二井田線はぐるりと転向し、すぐに折り返していきます。


大館市立南小学校。
昭和51年に、二井田・真中・杉沢小学校が統合し開校しています。 現在のさわやかみなみ号はそのスクールバスも兼ねています。


(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは元阪急バスのLT。さわやかみなみ号は2台のエルガミオと1台の一般車で運行されています。その一般車がこのLTになります。運賃は大館駅から250円。このページを編集していて気付いたのですが、運賃表全部250円でした・・・
150円から50円ずつ上がる方式で最大350円となります。運賃は乗車距離ではなく、大館駅からのバス停までの距離によって決まるため、真中線に乗車すると、一旦上がった運賃が少しずつ下がって行きます。

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秋北バスターミナルがあった当時は、秋北バスターミナル始発というのはこのさわやかみなみ号くらいでした。現在は大館駅に発着地が移っています。 阪急のLTはなかなか休日には動かなかったのですが、この日は運行に入っており、たまたま乗車することが出来ました。 休日という事もあり車内はガラガラ・・・ 板沢地区への飛び出し区間があるのはかつて秋北バスの板沢行きがあった名残でしょう。 バスは山沿いに進みます。まだ開通前の秋田道の下をくぐると、まもなくハチ公の生家の前を通ります。その先も時間に余裕があるのか、のどかな風景の中をゆっくり走り、本宮を過ぎるとまもなく終点南小学校前です。


○周辺地図


2013年11月3日訪問

2014年1月25日公開

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