秋田駅東口から16分、秋田市上北手猿田にある終点です。
南ヶ丘ニュータウン内に整備された、県営南ヶ丘住宅の前にバス停があります。 到着したバスは降車用ポールの前で降車を扱ったのち、すぐ先の十字路で路上転向し乗り場に付けます。
南ヶ丘ニュータウンは秋田県住宅供給公社が整備、分譲をしていましたが、ほとんど売れず、住宅供給公社自体も借入金がかさむなどして2010年3月に解散しています。
この県営住宅や路線の沿線にある「あきた総合支援エリアかがやきの丘」はその住宅供給公社の救済策として作られたものです。


バス停ポール。
乗車用のポールですが、向かい側には降車用のポールも設置されています。


(左:終点から秋田駅方向・右:左写真の反対方向)
県営住宅以外は特に何もなく、殺風景な場所です。
右写真の道路の先はすぐに行き止まり。バスは右写真に写っている十字路と、広い道を使い、切り返すことなく、ぐるりと転向します。


県営住宅と道路を挟んで反対側には空き地が広がっています。
このあたりも分譲するつもりだったのでしょう・・・・


日赤病院の近くまで行きますがすぐ手前で左折するため、入りません。


(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは元小田急のノンステエルガミオ。運賃は380円でした。

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南ヶ丘線は2010年に新設された新しい路線。
この年には沿線の総合支援エリアも完成しており、秋田駅から南ヶ丘のアクセス向上のために運行を開始したのでしょう。
東口からは御所野へのルートと同様に横金線を通り遊学舎前まで。日赤の手前で左折し南ヶ丘に入ります。すぐに左手に見えるのが「あきた総合支援エリアかがやきの丘」。 県立盲学校、聾学校、きらり支援学校、医療療育センターが一か所にまとまっています。 構内に立ち寄り、元の道へ。左には秋田南クリニック。道の終わりが見えてくると終点に到着です。復路にこの終点から乗車があったのは意外でした・・・[14/9]


○周辺地図


2014年9月13日訪問

2015年3月15日公開

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