西武秩父駅から37分、秩父郡横瀬町大字芦ヶ久保にある終点です。
国道299号線の庄丸トンネル入口付近から右折し、一部の便が終点とする長渕を過ぎ、 あまり人家のない狭い旧道をしばらく進んだところに終点があります。 半円状の回転地が設けられており、発車まで待機します。


バス停ポールと回転地の看板。
バス停ポールの標識は最近付け替えられたのか、なんとなく“味”のない感じになっていました。平日3往復、休日2往復の便が折り返します。
※カーソルを乗せるとバス停の時刻表が表示されます。


(左:終点から秩父方向・右:終点から庄丸峠・飯能方向)
結構狭い道ですが、これが以前は国道だったんですね・・・ 
「通行注意」の看板がちょうど回転地を挟む形で向かい合って設置されています。 飯能方向に向かえば、国際興業の湯の沢に出ることが出来るようです。


結構スペースはあるのですが、ほんの数便しかやってこない終点です。
意外と車はやってくるのですが・・・


周辺はあまり民家もなくひっそりとしています。 ここから利用する乗客はいるのでしょうか?


乗車した車は、8Eの中型車。メロディ装置付きで三峰方面でも運用される車なんでしょう。 LED表示幕には「正丸線」の文字が。これはこの路線がかつて松枝の先、正丸峠を越え、正丸駅、さらに吾野駅まで運行されていたころの名残。 西武秩父線の開業により鉄路が秩父まで伸びたことにより、順次廃止となり現在は飯能市との 境にほど近い、この松枝が終点となっています。

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盆前の土曜日、西武秩父駅から松枝行きに乗車。 秩父鉄道の秩父駅から数人が乗車しましたが、横瀬町に入ったあたりまでに全員下車。 途中からは狭い山道に入り数分、何もない林に囲まれた回転地が終点でした。 全線乗っても40分かからない程度の所要時間ですが意外と途中折返しが多い路線で、 松枝までは上記のとおりの本数の上、途中止まりを入れても平日でさえ6往復。 松枝まで乗ってくる人はほとんどいないのでしょうね・・・


○周辺地図


2012年8月11日訪問

2012年12月14日公開


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