飯能駅から35分、飯能市大字上直竹上分にある終点です。
山間の小さな集落に終点があります。到着したバスは小さな折返場所で転向し、発車まで待機となります。名栗方面への路線には山歩きや観光などの利用者も多いですが、こちらは地味な生活交通に徹しています。


バス停ポールと折返場所の看板。
予算をかけずに補修されたポール。そろそろ再度補修しないと・・・ 折返場所の看板は緑に覆われていました。


大きな待合室も設けられていました。
木製の扁額が掲げられ、「間野黒指停留所」と大書きされていました。 すぐそばには小奇麗な公衆トイレも設置されていました。 ※カーソルを乗せると扁額を拡大します。


(左:終点から飯能方向・右:左写真の反対方向)
隠れ里、と言ってもいいような雰囲気で、谷間に何軒かの民家が並んでいました。 元々は落武者が流れ着いた場所とのこと。


折返場所。
この狭いスペースに後進で突っ込み、転向します。この折返場所は石灰焼き場の跡だそうです。


車もほとんど来ない山間の終点。
路上での待機ですが全く問題ないようです。


自然豊かな終点。モリアオガエル生息地の看板なんかも立っていました。


道路改良の記念碑も立っています。
それまでは大型バスもやって来れなかったのではないでしょうか。 現在でも十分狭いのですが・・・


国際興業バスで唯一東京都青梅市に入る路線です。
上畑〜下畑付近では青梅からの都営バスの路線もあり、 こちらは都営バスで唯一埼玉県を走る区間になります。


(左:乗車した車両・右:運賃表)
乗車したのは湯の沢に続き旧カラーのキュービック。乗務員さんにはお世話になりました。 飯能駅からは430円です。

−−−−−

なぜか今まで乗車していなかった間野黒指行き。
飯能駅・東飯能駅から乗車が。岩根橋の先で左折、名栗方面への路線と分かれます。山を登るとニュータウンのようなひらけた場所に。今度は下り。下畑から先は都営バスのポールも立っています。上畑を過ぎると都内へ。成木一丁目の交差点で都営バスとはお別れ。成木一丁目四ツ角を過ぎると都内とも別れ、再び埼玉県に入ります。この付近から少々狭い区間が。八坂橋で最後の乗客を降ろし、山間をしばらく進むと終点の間野黒指に到着。マイナスイオンを感じるような終点で一休みした後帰路につきました。


○周辺地図


2013年8月9日訪問

2014年2月4日公開

バスの終点へ戻る
トップへ戻る