木更津駅東口から64分、木更津市草敷にある終点です。
周辺は山間に民家が点在するのどかな雰囲気です。 県道沿いに広い回転地が設けられており、中郷・富岡線の終点である他、 草敷発着の高倉線の折返待機場所としても使われています。
中郷・富岡線の元となった富岡循環線は草敷バス停に停車していたのですが、 高倉線とは反対方向に向かう中郷富岡線のルートでは草敷バス停を通らないため、新たに草敷回転場バス停が設置されたのでしょう。
この広い回転地に小型車は何となくもったいない気がします。


バス停ポールと回転地の看板。
ポールは新しめです。回転地自体は元々高倉線で使われていたものです。 中郷・富岡線は回転地から乗車できますが、高倉線は少し離れた路上の草敷バス停での乗降となっています。


(左:終点から富岡方向・右:終点から高倉方向)
中郷・富岡線、高倉線共に行先は木更津駅ですが、中郷・富岡線は富岡方向へ、高倉線は高倉方向へ向かいます。高倉線では木更津駅まで30分程度と中郷・富岡線の半分程度で到着できます。


高倉線の草敷バス停から回転地方向。
回転地までは200mほど離れています。微妙に停まっているバスが見えなくも・・・ないですね。 中郷・富岡線はこちらに来ず、山の方へ向かって走っていきます。


車内掲示の路線図。草敷(高倉線)と草敷回転場(中郷・富岡線)はキチンと隣り合っています。


富岡地区の狭隘区間。中郷・富岡線の山沿い、富岡地区には狭い区間も多く、リエッセでゆっくりと通過していきます。


(左:運賃表・右:乗車した車)
日東交通本体の路線では最も長い路線である中郷・富岡線。運賃表もギリギリの23コマを使っています。 乗車した車は専用の貸切カラーのリエッセ。この路線は木更津市からの受託運行路線であるため、木更津市のマークや、「木更津市運行委託」の文字が入っています。

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中郷・富岡線は00年に廃止となった中郷線、富岡循環線を合わせた廃止代替路線。
木更津市の外周部をぐるりと回り込むような経路で、一部君津市と袖ヶ浦市を経由する、単独の自治体が運行する代替バスとしては珍しい路線です。
田園地帯を走行するため、利用客はあまりおらず、私が乗車した際もほとんど貸し切り状態でした。


○周辺地図


2012年2月16日訪問

2012年9月6日公開

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