===2008年3月31日廃止===



大曲BTから55分(かみおか温泉経由)、大仙市強首にある終点です。
路線自体は終点付近でループする形態なのですが、待機場所が設けられ、
そこにバスを入れて時間調整をしています。近くには堤防を挟んで、雄物川が流れています。
路線が出来た当時はこの先の熊の木までの運行でしたが、
現在は1つ手前の強首下までの運行になっています。理由は後述します。



右:待機場所の看板。別に回転地というわけではないのですが・・・
左:バス停。最近は看板が新しくなってるのが多いです。



待機場所を別角度から。写真奥側が雄物川です。



初めての訪問時は852号車(左)、2回目は721号車(右)でした。
5E好きなんで元小田急と元都営、2種類の5Eで行けてよかったと思います。



強首線の運賃表。系統が何種類かあるので、運賃表もそれぞれあります。
右の運賃表には、共通で運用するぬく森温泉線の運賃表もついています。



右:廃止のお知らせ。
左:コレも強首線の運賃表。でもなんかヘン・・・?



右:比較的新しい家屋が多いバス停周辺。道も広い。
左:高い雄物川の堤防。

強首地区は雄物川に近く、また川が大きくカーブしている地点にあるため、洪水が起こりやすい場所でした。
そのため、河川改修工事が行われ強首地区全体がすっぽりと堤防で覆われることになりました。
その際に、熊の木付近の家屋50戸が移転し、現在の強首下付近に移転しました。
そのため、熊の木まで行っていたバス路線は強首下までに短縮されました。

詳しくはhttp://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00097/k00360/h13j.hyouka/19_3_hp_siryou/siryou19_3_5_1_1.pdf(PDFファイルです。ご注意ください。)


【路線紹介・強首線】
強首線は大曲BTから神宮寺・刈和野駅・寺館・強首温泉を経由して強首下に向かいます。
刈和野まではほとんど国道13号線を走行します。
刈和野を出ると、乙越までは見えないものの雄物川に沿って快適な県道が続きます。
大巻付近で秋田自動車道をくぐり乙越。ここから集落内に入り狭い道を走ります。
強首温泉は廃墟が多くとても営業している旅館があるとは思えない。
回転場所があり、一旦大場崎まで戻ります。水田の中に出で、県道に戻ると雄物川を右手に見ながら走ります。
強首の集落内に入り狭い道を少し行くと、右手に堤防。そこで左折すると終点の強首下です。
・・・
強首線は2008年3月31日限りで廃止となりました。
現在は、大仙市により刈和野駅からの乗合タクシーが運行されているようです。


2008年3月21日・25日訪問

2008年8月29日公開
2008年3月31日廃止

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